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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

へんなストレスのない生活を考える!(ストレスを再考する! 4/10)

2015-09-04 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 こころの問題を扱っていると、自分のストレスについて、いろいろ慎重になることがあり、なるべく不要なストレス(あまり意味のないストレス)を避けようとする傾向がでてくる。

 微妙なこころの動きを思索したり小説を書いているときに、土足で家に上がってくるような何かを避けるのは当然だ。

 ストレスは理想と現実のギャップと考えるだけで、こうした生活を送るたくさんのヒントが生まれる。まずは、嫌いなもの、怖いもの、そういう原初感情に引っかかるものを避ける。もちろん、一人だけで生活をしているのではないので、何をするにも他者との不一致は多いのが当たり前だが。また、いくら引っかかるといっても仕事等の関係とかで、避けることができないこともある。

この数年の成果?として、へんなストレスはずいぶんへった。その一部をご披露しよう。

①テレビのニュース、不要な新聞を避ける・・・こうした報道の多くは、それ自身ストレスである。報道する人も当然理想を追い、現実を伝えようとするからだ。それが、一日何回も聞かされたり、良くわからない論理で説明されても困るのだ。さらに、ちょっと偏ってるかなと思われる報道も多い。私など、大学で統計学を学んだこともあり、特に恣意的なアンケートなど、本当に嫌なのである。

②レイアウトチェンジをこまめにする。 インテリアでも本で音楽でもなんでも、自分の好みや関心はどんどん変わっていく。先日10年前の写真と今を比較して、身近においていた本の9割が変わっていたのに愕然とした。自分を大切にし、こまめに変える必要のあるものは素早く変えるべきなのだろう。今は、私は縄文でいっぱいの生活で満足!

③対立よりは和解。他者はどんなに気心が伝わっていても他者である。深層心理学的には他者は驚きの対象ともいわれる。すべてが一致することは個性という観点からするとない。モノの置き方にはじまり、いろいろなところが対立の火種になる。しかし、和解の道も確実にある。自分と他者がWin-Winとなる自他肯定的なところを意識するだけで世界は変わっていく。

ここまで、書いてきたが、ふと自分の人間観について思い出した。特に③であるが、人間の尊厳を抽象的ではなく、五感・体感で感じ、さらに自他肯定のスタンスを意識していると、何かが変わってくる。もちろん宗教や哲学の領域とも重なるが、こうした努力は実に大切だと思う。2-3年の経験だったが、福祉の世界に入ったことがあったが、このポイントは実に大事だと思った。

ストレスを再考する! 4/10

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