イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ターキンからストレスを学ぶ(ドアを開けると 8/10)

2018-02-18 | 第二章「五感と体感」

 暗い感情は理想と現実のギャップから生じる。そして、それを放置していくと、不安感から怒り、怒りから身体症状、身体症状からウツ、ウツから錯乱と不安感はどんどん高まって行くものだ。人間関係など、こうして欲しいという期待(理想)が叶わず、不安は怒り、そして苦悩、ウツとなってくると、自分の無力さにも気がつき自分を責めたりする。さらに、放置すると自他破滅的な錯乱にまで行くことすらある。

 しかし、暗い感情は怒りなら友好的感情、ウツなら幸福感とまるで裏表の感情が隠れていて、それこそ理想と現実の考え方一つで、明るい感情に変化するものである。その知恵は宗教や哲学からも学べる。もちろん生き甲斐の心理学からも学べるが。ただ、どういうわけか今の世の中では、そういう知恵が悲しいことだが隠れてしまう傾向があるようだ。誰も教えてくれない知恵とは何だろう。

 そもそも理想も現実の把握も、個人がある意味主観的に作ったものに過ぎない。そして、考え方が変われば理想も現実も変化するものなのである。

 さて、昨日は多摩動物公園に孫と二人で行き楽しんだ。日々のストレスの中でのささやかな楽しみは、心理学的にいえばこころの防衛機制の活用であったりし、それ故に怒りやウツ感情が不思議に変化し、日々の大きな生きるエネルギーに変わることすらある。怒りやウツをどう昇華したりするか・・・

 昼過ぎに動物園に入場すると、園内放送でターキンの説明会があることを知り、シャトルバスで一挙にアジア園へ。そしてターキンのところへ。やがて、楽しい説明がはじまる。ターキンは有名なパンダとともに絶滅危惧種であり、中国ではベスト3に入る人気の動物だという。世の中説明を受けることで印象が全くかわってくるものだ。そして、3000メートル級の高山の厳しい環境に適応していることも知る。先月生まれたターキンの赤ちゃんナズナは、もう立派な子供で、あちこち飛び回り、そして、崖を降りたり登ったりもする。足の爪が独自に発達していて、簡単に上り下りができるという。さらに、牛と同じように反芻する能力があり、食べた草を徹底的に活用しているようだ。また、高山の雪などで食物の摂取が難しくなると、何と家族を解散して分散し、個体の生き残りをかけたりする習性もあるという。

 ストレスをバネにDNAまで変えて適応するいのちの不思議。さらに家族を解散したり、反対に大家族を形成する知恵は何だろうか。別にストレスを哲学するわけでもないようなターキンの不思議。生命の不思議に感動してしまった。

     

ドアを開けると 8/10

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