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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の誕生日をしっかり愛でる!(希望力 8/10)

2018-04-08 | 第一章「意識と知覚」

 誕生日を家族で祝ったり、当時のころの人間関係や時代を調べることには、深い意味があると最近つくづく思っている。誕生のころは、当然ながら記憶はない。周りの家族の話などから想像するしかない。しかし、それは大切なことだ。

 私が生まれたころは1951年であるが、このころの時代を調べると、今も大変であるが赤痢が蔓延していたり、朝鮮戦争で日本の経済は好転する時期ではあるが混乱していたようだ。そんな時代に都心の某病院で生まれ、生まれてからは羽田飛行場のそばの父の務めていた会社の社宅で暮らし始める。4ヶ月たってから、四ッ谷の聖イグナチオ教会で幼児洗礼を授けられたが、その後しばらくして、祖父母の好意で羽田から四ッ谷に引っ越す。

 そんな中で、エリクソンの言う、希望力ー基本的信頼ー不信感の時代を過ごしてきた。実際、どのようなふうに育ったかは記憶がないので何ともいえず、不信感がつのる(笑)が、いろいろ当時の状況を調べ愛でていくと、経済的には苦しい時代ではあっても、自分本人は当時どう感じたかは別にしても、愛されて育ったんだなと温かい気持ちが湧いてくる。

 今、私はエリクソンの言う、知恵ー自我統合性ー絶望感の時代にいる。死に向かう最後の時代なのだが、よく考えると生まれた頃の時代と結構似ている。生まれる前、そして死後の世界は謎の世界だ。しかし、それは希望もなく、知恵もない世界では決して無いように思う。本物の宗教とか哲学の世界は人生に希望と知恵をもたらすものだと思う。

 蛇足だが、持統天皇の生まれたころの時代もいろいろ調べているのだが、刺激的だ。乙巳の変の645年なのだが、父・中大兄皇子は蘇我入鹿を刺殺したときであり、母・遠智姫の父である蘇我石川麻呂は、殺害の直前に震える声で三韓の上表文を読んでいた。その石川麻呂も後日、中大兄皇子によって謀殺されてしまう。希望力ー基本的信頼ー不信感の時代を生きる鵜野皇女(後の持統天皇)は、どのように育ったのだろうか。

 それはとにかく、持統天皇は晩年父・天智天皇の御陵をきちっと藤原京の真北に作り、祖父・石川麻呂の亡くなった山田寺も大切にしていた。祖母の皇極天皇や兄弟の墓も同じように整備していた。全く記録のない母・遠智姫について、持統天皇はどう思っていたのだろう。ポジティブに考えていたのではないかと想像するのだが。

希望力 8/10

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