イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

理想と現実がこんがらかる世界と、下から目線の真善美の世界(意思力 6/10)

2018-04-18 | 第一章「意識と知覚」

 若い頃に、大阪で某異業種勉強会に誘われて参加したことがあった。その時、様々な業種の社長さんが来られていて、参加者それぞれが自己紹介したのだが、私は大企業に勤めているとはいえ平社員。そして、迫力ある社長さんの自己紹介の中で、違和感を感じながら自己紹介をしたことを思い出す。

 何故、違和感かというと、殆どの自己紹介が会社と自分が一致している社長さん達によるものであるにもかかわらず、私が自分の会社と言っても、経営の決定権など全くないので、自分と会社の中に横たわる不一致を強く感じたのだ。

 これは、経営という観点で、自分の会社イメージ・自分の理想と現実の不一致(こんがらかる)が実感できた例だが、これが同じ職場の同僚や仲間の会合であれば、自分の会社のイメージは自分の一部となり、理想と現実が楽しく混同され、上から目線で大言壮語をしつつ、楽しくお酒を飲んだりする。

 「生き甲斐の心理学的」に言うと、日常の中では自分の理想と現実はよく混同され、そして、その結果こころが安定する。これを仮に上から目線的生き方と言おうか。

 これに対し、病気になったり大きな問題にぶつかるなどして、窮地に追い込まれることがある。理想と現実がこんがらかった自己イメージが崩壊し、生身の自分が頼りなく目の前に現れる時でもある。この自分をどう解釈するか。これは二通りある。一つはすでに自分と距離の開いた理想から自分を解釈する、以前からの上から目線的解釈だ。通常、これはストレス曲線そのものとなり、惨めさ、無力さを徹底的に味わう。

 それから、もう一つは全く違う目線だ。幻のような自己イメージが無くなっても、あり続ける自分を中心とした世界を、肯定的に明るく解釈する目線だ。これは、宗教や哲学の世界ともいえる。そして、それは真善美を中心にした目線であれば素晴らしい。それを、何というか、仮に下から目線の世界とでも言いましょう。その世界の特徴は、どんな状況でも感謝が生まれることができるといえるかもしれない。

 今日は疑惑感というより、もっと激しい絶望感と自律性、アイデンティティ、そして意思力や知恵を考えました。

意思力 6/10

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