昨日のクリスマス。年賀状をあたふたと作成し、大掃除をした。クリスマスとは思えないような一日であった(笑)。この2か月、パソコンとバックアップのディスクの故障があったり、風邪をこじらしたりで、机の上はかつて断捨離したころとは大違いで乱雑気味。
そして、自分の中の錯乱感は、机の上の整理整頓状況に比例するようで、このところ高まってきているようだ。しかし、この錯乱感は統御感を産むための母体と考え直し。自分を大切にしつつ、掃除をはじめたのだ。
今回は、この1年ー2年本格的に手をつけられなかった、書棚の整理から。蔵書が入るゆったりとした書棚など夢また夢で、机の周りの書棚群、納戸の書棚、居間の書棚と点在する書棚を整理する。当然ながら、不要な書類や本を捨てなければ収まらない。
どの本を処分するかは、結構苦しい選択だ。30-40年前に読んだ本が必要になったりすることも最近多い。5-10年一度も触らなかった本は不要というような単純な世界とはちょっと違う。今回は、捨てることより、現在進行形で好奇心をもっている本を使いやすくするために整理整頓と決めた。やはり本を捨てるのは辛い(結局その数は限定的になるのかなぁ)。
そして、日陰で普段背表紙も見えなかった本の中から、今後読みたい本を探し前面に配置した。高校時代から興味のある、日本古代史関連。心理学関連。宗教関連・・・
高校時代に一度は読みたいと思った永遠の積読書・資本論も表にだした(世界経済がどうも行きずまりそうなので、何となく読みたくなっている)。高校時代・大学時代の成育史で不消化な三島由紀夫、カフカなども前面に出した。自分の過去のある時代を、再度大切にしてみることは、大きな喜びだと最近気づき始めていることもある。
いつのまにか、埃がつもるように、自分の周りが錯乱しエントロピーが増大していく。その中で、自分を大切にしつつ大掃除をし整理整頓をするのは意外に有意義。机の上で、人生計画書を書きなおすより意味があるかも。
私は何か?6/10
写真は11月末の紅葉の見ごろの時期の
奈良の万葉植物園!