田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

宴会は後始末をしてから始たい!!

2007年04月15日 | 日記
4月15日(日)晴れ 風も穏やかで心地よい一日
陽射しが眩しい朝だ。
今日はここ大深山の初常会(総会)がある。
また、その後に古から伝わる六天様の祭りが行われる。

午前中に祭りの準備として係の者が、集落から灯篭を大内道の山道を地蔵尊がある所まで建てる。
この仕事も3軒が当番となって当たるが、順番が家順(やじゅん)と云って、昔は家が建った順番で決めていたそうだが、今では集落の元気な者がいる家で上から下の順番になっている。
灯篭を建てるのも軽トラの荷台に積み込んで一箇所ずつ杭を建て、灯篭を提げていく
一番高い隣町(長和町)との境に六天地蔵尊があり、そこまで灯篭を建てていくと最後は地蔵尊の左右に灯を燈し、お神酒を上げて無病息災、厄病払いを祈念する。
これを午前中の神事として無事に執り行った。

昼飯を家で摂ったあと午後2時より、初常会で18年度収支決算監査報告、19年度予算案の説明があり、次には集落内の今年度の道普請について担当から報告があった。
農道の舗装、町道のコンクリート舗装があるが、農道はアスファルト舗装なので業者にまかせ、町道は資材等を町役場から提供され、作業を集落の負担で行う。
しかし、傾斜のきつい坂道の舗装は難しく、昨年舗装したところの表面は雨で流されている。
所詮素人の作業、限界があり、保障は無いので、一考を要すると思う。

午後二時半頃になり、集落内公園で祭りの飲み食いが始まった。
六天様の祭りの謂われは、凡そ350年前に西方(長門・武石方面)で流行病があり、子供が多数亡くなることがあった。その病を防ぐために地区の5人の女衆が地蔵尊を建てて無病息災を祈ったと伝えられている。
このことを集落の長老が話をして乾杯の音頭をとり宴会が始まった。
ここの集落では何かと云うと焼肉大会となるが、
何故かバベキュー・パーティーにはならずい、常にワッショイなのだ!!

宴が終わった後にはビールの缶、酒の一升瓶、焼酎のビン、食器を洗ったり、ゴミを片付けたりと、後始末が大変だ!! テーブルを何本も軽トラで戻し、ガスボンベを片付けて・・・・
酒が入った感覚ではゴミの分別は正しく出来ない!!
しかも、タバコの吸殻をビールの缶の中へ入れるのはやめて欲しいものだ!!

宴会は後始末をしてから始めたい!!
コメント
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