田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

百花繚乱 庭も春 雉にも春

2007年04月27日 | 日記
4月27日(金)快晴  薄曇 午後 冷たい風が吹く 気温が上がらない一日
日の出の位置が北側に移動して浅間連山の裾に近づいてきている。
朝焼けの中に紫色の浅間山がくっきりと浮かび上がっていた。
浅間の景色もすっかり春に包まれ、何本かの山襞に薄らと雪が残る程度だ。
例年、五月の連休の時にはまだ雪を被っていたと思うが、今年の暖冬がはっきりと現れている。

ブランチと云うとハイカラだが、遅く起きたために朝昼兼用の飯だと妻・Mは言う。
軽く済ませた後に庭に出るが、白いプルーンの花が八分咲きになっている。
水仙の西側にはチューリップが咲き出した。
赤、黄色と原色の派手な色だが、チューリップの代表のような色と形で際立っている。
リンビングの前の桜は今年も花が咲かない。
数年前に「プリンセス雅」と云う名前に惹かれて買った苗だが花が咲かない。
彼女の体調が良くなれば我家の花も咲くようになるのだろう・・・・・・
早く回復してあの快活な姿を見せて欲しいものだ・・・・・・
ひと回りしてこれから咲く花もあれば、終わって実を残すべき力を蓄えているものもある。
今年の豊作は「ビックリグミ」と「秋グミ」は間違いなさそうだ。
プルーンの花も昨年とは大違いで、花びらもしっかりと広がって頼もしい限りだ。
実物に困るのはこの先強い霜!!降りないように願うだけだ。
嬉しいことに、昨年の晩秋に山で採取した「釣り船草」の種を撒いた植木鉢から沢山の双葉の芽が出ている。本来、山野草は山に置けばよいが。山で同じところで繁茂すると数年で消えてしまうことがあるので種を撒いたので、半分は大深山公園に移植してやろうと思っている。

次の作業としては、レタスの種蒔きだ。
4月の初旬に芽が出たのは霜で完全にやられてしまった。
今回はポットに種を蒔き、発泡スチロールの魚のトロ箱にいれて、透明の小さな穴が開いたマルチを掛けて紐で縛った。
巧く芽が出ることを願う・・・・・・・

午後には庭のタンポポが余りにも多いので、鋤簾で根だけを残して刈り取った。
沢山刈り取ったつもりだがまだまだある。
突然東の畑で雉の異様な声が聞こえたので観ると二羽の雄の雉が向かい合って飛び上がったり、頭を下げて突進したりと戦っている。実際に見るのは初めてで、雌を確保するために争っているのだろうが、雌キジは何処へいるのだろうと辺りを見回すと、丁度正三角形の位置で雌キジは地面から何かを啄ばんでいる。
雄たちの騒ぎをよそに平和そのもの、戦いを無視しているように見える。
キジの雄の生き様は大変なようすだ
コメント (2)
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