田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

香る山菜、三菜を天麩羅でいただく 

2007年05月12日 | 日記
5月11日(土)晴れ 冷たい空気 寒い
朝の寝ぼけが顔を洗ってもスッキリしない。
何もしないうちに朝飯が済んだ。

畑に行くとブロッコリーの苗が寒そうにしている。
ひょろひょろと茎が伸びてしまった苗はひとまわり大きなポットに植え替えたほうが良いのか・・・・
レタスの始めに蒔いた種が未だ芽がでない、畑の苗床を良く見るとレタスの種を小さな蟻が担いで運んでいる。
蟻に全てを運ばれているので芽が出ないのか???
風知草は霜にやられた新芽の脇から新たに芽が出てきているので一安心。
畑から果樹の植えてあるほうへ廻るが、プルーンの新しく接木した木は1本しか芽が出ていない。
これも寒さの影響なのか、新芽が茶色く固まっている。

ひと回りを終えて、“さくらちゃん”のメンテを3日ぶりにするが、相変わらず元気に活躍しているようだ。
http://garbageate.exblog.jp/

昼飯は朝からの押せ押せで午後二時頃になったが、夕べ近所の方にもらった山菜を天麩羅にして食した。
王様といわれる「タラノ芽」「コシアブラ」此処へ移住するまでは、これらの山菜は料理屋で品良く出てくるものを美味いと思ったことはなかった。
新鮮な山の幸、葉のツヤや香りが判るようになったのは、この小さな集落に入ってからだ。
集落の人と歩くと道端や山に分け入ると「これも食べられる、これは美味い」とか云われても始めは信じられなかったが・・・・・
今日の天麩羅では“コシアブラ”の風味がことさら美味であった。
この天麩羅という調理法は何処から来たのだろうか?
アスパラの洋風調理法では先日のブログに書いた「オリーブオイルで焼く」のが一番だが、
http://blog.goo.ne.jp/kana655969/e/b20ca36ddfc26ad95f07770af16c4378
和食では天麩羅が美味い、風味・甘味・食味と三拍子が引き立ち、三菜として絶品となる調理法だと思う。
尤も衣は可能な限り薄く中の緑が見えて天女の衣のようでなければならないが・・・・・

夜は篆刻の会「印友会」へ出かける。
彫りたい気持ちと、彫れる技が合致しない、
心技体、全て共通するものを感じる。
コメント (4)
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