田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

今日はボランティアで明け暮れたような気がする

2007年05月27日 | 日記
5月27日(日)晴れ 今日も花粉?黄砂?遠くの山が黄色く見えた
朝6時既に集落の公園には三々五々集落の若者(50才代)が集まってきた。
定刻・6時になるといっせいに草刈機のエンジンが唸り始め草刈作業が開始された。
今日は長野県全市町村を揚げての「町をきれいにする日」なのだ。
約一時間の草刈と周辺にある清涼飲料水のペットボトルや缶ジュースの空き缶、ビール缶など等を片付ける。
草を刈り取った道を後から軽トラで廻り、缶やビニールなどをゴミとして回収する。
集落内のゴミの清掃は年何回かやっているので、きれいにはなっているが不燃物、リサイクルのゴミ袋に各2個づつは回収できた。
7時には解散したが、続いて道普請の作業に行くものも在る。
8時から11時頃まで集落内の道普請の作業がある。
俺は町の社会福祉協議会主催の『立科町災害ボランティアセンター立上げ訓練』があるので道普請(草刈)は欠席するが、既に持分の作業は済ませている。

この道普請に欠席したものへはペナルティーとして「出不足金」が徴収されるのだ。
この制度を今でも続けているのはごく少数の集落だけのようで、続いていても集落の会計に支払われることが多いのだ。
旧態依然な制度でやっている俺の棲む集落「大の字集落」では、欠席者の負う区間の作業を代わりにやったものが「出不足金」を取ることになっている。
一回の出不足金¥3,000.-なのだ。
これが、病気であっても80歳以下のものには負わされるようになっている。
可笑しな制度だと思うが、事在るごとに廃止の発言をしているが受け入れられることはない。

10時に災害ボランティアセンター立上げ訓練が始まった。
始めに順位段階で他町村の実体験が語られた。
また、長野県の社協から担当者が来て、立上げ作業の心構えなど詳しく説明をしてくれた。
実際に其々の役に着いて作業をすると、受入れ時点で明確な依頼情報を掴んでいないと、実際にボランティア派遣するときに様々な問題が発生する。
また、業者(店)が従業員代わりにボランティアを養成するなどの姿勢も見られ実戦さながらの体験ができた。

今日はボランティアで明け暮れた・・・・
コメント (3)
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