田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

自然のエンルギーをもっと利用しよう

2007年05月19日 | 日記
5月19日(土)早朝 激しい雨 小雨 晴れ 曇り・・・を繰り返す 夜 晴れ
激しい雨音で目が覚めて、今日の楽しみが流れるかと思っていた。
起き抜けにPCに向かい天気予報を確かめると、9時から晴れることになっている。
今日は一日『自然エネルギー体験講座in佐久平』と云う催し物に参加するため、夢酔氏を誘い佐久平駅へ向かう。
NPO 法人持続可能な社会を作る元気ネット・全国交流集会2007が北佐久郡御代田町に在る自然体験施設「長野・東京ガスの森」で行われた。
NPO 法人持続可能な社会を作る元気ネットhttp://www.genki-net.jp/
「長野・東京ガスの森」 http://www.tokyo-gas.co.jp/env/mori/index.html
佐久平で「たてしなエコクラブ」のY女史と合流して、主催者が用意してくれたバスに乗り込む。
参加者は東京、千葉、埼玉と様々な地域から個人、企業を代表して集まっている。

曲がりくねった山道をバスで進み到着した場所は東京ガスの施設とはいえ、ガスっぽい設備は皆無である。
小屋の電力は屋根に乗せた太陽光発電パネル、風力発電風車、沢の水を引いた水力発電でまかなっている。
さらに、暖房用のストーブはペレットストーブで電力でペレットを落とすのではなくゼンマイ式だった。
トイレも節水型と云うか、新幹線のトイレと同じ方式を使っているそうだ。
小屋の中で一通りの説明の後、30万坪を誇るエリヤの沢道から尾根伝いに登り一回りをしてくる短時間コースをあるいた。

一般観光客が入らないエリアだけあって、山野草や自然のままにおかれた倒木などが見られたが、道は安全を保つために良く整備されており、地元の森林組合の手入れの良さには感謝したい。
このエリアにはツキノワ熊が生息しているとのことで、道の脇の樹には爪あとや、採食したあとが残っていた。
元の場所へ戻り、小屋の中でお握りとトン汁が配られ地元の漬物まで付いていた。

午後は小諸エコロジー・エネルギー研究会による、太陽光発電で電気ヴァイオリンの演奏や模型の電車が走る実験を見ることができた。また、沢水をホースで引いて小型発電機を起動させると30ワットの発電が出来るそうだ。
エンルギーをいかに自然から取り込むかが目で見えた一日だった。
小諸市のエコロジー・エネルギー研究会http://www.re-style.jp/bknbr/genki/03.html

自然の空気の美味さと人との交流の暖かさを感じた一日だった
コメント (1)
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