田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

才能 と云う アケビの花言葉

2009年05月04日 | 日記
5月4日(曇) 生暖かい一日 夕方に雷雨 深夜には止む

午前中はいつもの生ごみの堆肥化することでダンボールに入れる。
明日は人前でダンボールの中身の状態を披露するので慎重にメンテナンスを施した。

畑を見回るとだいぶ乾燥が進み、東信州には乾燥注意報まででているので雨が降って欲しいものだ。
午後には久し振りに集落を取り巻く道を歩いた。
この道もかつては農業用水路となっていたので登り切ってこの道に着けばあとはほぼ平らな道になっている。
道の脇にはヤマブキが咲き、暗い曇り空を補っているようだ。


急な坂を登り切るとこの平らな道なのだが、道の両脇には“キレハヒメオドリコソウ”と思える花が連なっている。
「ヒメオドリコソウ」よりも葉が菊の葉のように切れ込んでいるのでこの名前がついたのだろう?
図鑑を見ると同じ種類でもいろいろ名前が異なるのものがある。


山陰にかかるところは暗く湿り気がある場所が多いが、陽の光が射すところに出ると木に咲く花が多くなる。
アケビの蔓も何の木に絡みついているのか解らないが花を開き始めていた。
夏の暑い盛りには甘い果汁を提供してくれるありがたい植物だ。


更に進むと蕗の花が終わり今にも種を風に乗せようとしていた。
タンポポと同じように綿毛の元に種が付いているのだろうが・・・・
蕗ん坊として採られずに花を開き子孫を残せるまでになった。
彼らの仲間の多くは蕗味噌と化して今頃は冷蔵庫の中にいることだろう。


集落を一回りした最後のコーナーにもヤマブキが花を見せていた。
この時期にはこの黄色い花が初夏を呼び寄せるように見える。


家に戻る頃には夕暮れが近くなっていたが、朝から太陽は顔を見せず今になって雲の切れ目から僅かに見せた。
雲の動きが速く急に冷たい風に変わってきた。


夜には雷に続いて雨が降り出した。
久し振りの稲光、一瞬山を蒼白く見せてくれた。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする