田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

怠け者のように 5月中旬の 初草刈 

2009年05月14日 | 日記
5月14日(木) 曇り 風が冷たい 午後から晴れるが寒い 更に風が冷たくなる。

朝飯を済ませて直ぐに外へでた。
春から草刈をやっていないので伸び放題、何としても種ができる前に草を刈らなくてはならない。
裏山との境から道路に沿った水路脇・・・庭・・・草刈機は半年ぶりだがイッパツでエンジンがかかる。


途中燃料を入れ直して道添いの水路の脇を刈る。
ところが羽化したばかりの“ヒメジャノメチョウ”が退いてくれない。
草刈機の刃が呻りをあげて近くまで来ても飛ばない・・・少しだけ飛び上がっては同じ所へ止まる。
エンジンを止めてカメラを採りに行き、戻ってみるとまだ稲科の雑草と幅広い葉に足を広げ踏ん張っている。

          訂正《ヒメウラナミジャノメ》です。

午前中は背丈の高い草を刈ったのでそれを集めて畑の畝に敷き詰めた。
草が生えることを防ぐことと、こうして置くと必ず地面にはミミズが棲むようになる。
フカフカの土になることを願って刈り取った全ての草を敷き詰めた。


昼飯はだいぶ時間が押していたが急いで終わりにして次の作業に入った。
芝生の先に植えたナデシコに似た“セキチク”の咲いたばかりの花の上では黒い小さな虫(カミキリモドキ?)がいた。
去年から芝の勢いが強くなり列になって咲いていたのが途切れとぎれになってしまった。
虫たちはミツの奪い合? それとも恋のバトル?だろうか・・・・


午後の草刈を始めようとしたときに太い電線で鋭い視線でしたの畑を覗く♀モズがいた。
子育て中なのか胸の毛が乱れている。
なりふり構わず胸毛を振り乱して子育てに夢中になっているようすがうかがえる。


全ての作業を終えたのは4時、片付けを終えて家に張るときに裏山のオニグルミの花が咲いているのを見つけた。
太い樹で花は一番上の枝にぶら下がっているが、カメラで引き寄せてみると白樺の花と同じようだ。
しかし、この長くぶら下がっているのは♂花のようだ。
図鑑を調べてみると♀花が有るという。
明日には♀花の写真をUPしよう。


夕方には隣の集落のYYさんが同級生を伴って訪ねてきた。
この同級生のりんご園の樹を切るという。
都合の良いときに来てくれないかと云い、一頻り畑を覗き込みながら農業指導をしてくれた。
俺たちは手伝えねぇ~から、よろしくたのむわぁ~と云い、二人とも各々の車で帰られた。
84才にもなって同級生がツルンデワイワイやっているのは羨ましい。

19時のニュースで明日の朝は冷え込むと云う。
慌ててトマト、辛ナンバン・・・の苗に霜よけを施した。
寒い夜だ。
コメント (6)
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