田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

蝶やクモ そして はたけ

2009年05月21日 | 日記
5月21日(木) 晴  乾燥した心地よい気候  午後から雲が多くなる

雨が降らない・・・・昨日は雨の予報だったが外れだった。
朝飯を片付けて直ぐに北側の勝手口から野良着に着替えてでた。
ドアを開けるとむせかえるほどのスズランの香りに包まれる。
南側にあるスズランは花も大きいが香りを感じないが、こちらのは花は小振り香りが強い・・・種類が違う?
それとも陽の当たらない北側だから攻めても芳香で虫を呼ぼうと云うことだろうか?


今日の作業はレタスの定植にナスの畝建て、トマトもキュウリも植える場所を確保しなくてはならない。
管理機のエンジンをかけて、今まで焚き火をしていたところに畝を作る。
管理機の刃を逆回転で深く堀土を細かく砕くために何回も往復しながら耕した。
ところが・・・目に入ったチョウ?それとも蛾??
ステンドグラスのような翅を不器用に動かしながらネギボウズに止まった。
カメラを手に近寄るが蜜を吸うことに夢中になっているようだ。

       《これ蝶?それとも蛾??名前を教えてください》

急に風が強くなりいつの間にか飛行機雲やひつじ雲、箒で掃いたような雲が現れた。
上空では空気が乱れているのだろうか・・・・・
一本の飛行機雲が風で回転して引き裂かれるように分かれれると瞬間的に虹をみた。
雲は水滴の集まりだから太陽が当たれば虹が発生する。などと科学的な見解を聞くつもりはないが・・・・
風の美事な芸術活動だろう。


畑の作業をほったらかして空を見上げて小一時間経ってしまった。
12時のチャイムが風に載って聞こえてくるが我が家ではMが戻らないと飯にはならない。
このことは俺が悟よりも腹の虫がしっかりと教え込まれているようだ。
石が多い畝をこのままにしておくわけには行かないのでフルイの大きめの網をセットして取り除いた。

石を取り除く作業に長時間中腰で痛くなった腰を延ばしたとき・・
目に入ったのが黒い姿の何かが目の前を横切った。
一瞬疲れが出て俺の目の飛蚊症が起こったのかと思ったが・・・・
またもフルイをカメラに持ち替えて追った。
庭の中央の階段の脇、カタバミの葉に止まっている。
花も咲いていないのに・・・・・
黒い姿と思ったが閉じた翅を見るとヤマトシジミだった。


レンズを蝶に向けてるときにMが戻ってきた。
半日カメラをもって蝶を追いかけていたみたいでちょっとだけ気が引けた。
昼飯もソコソコにやりかけた畑の作業にもどる。
一通り畝建てが終わり、ナスの苗を2本植えた。
ナスは直ぐに病気が発生するので俺は作らないようにしていたが、
千葉から移り住んでいる友人KTさんがお寺から貰った苗だという。
ナス寺と云うわけでもないが、キチンと育てないと罰が当たりそうなので早速植えた。
全てが終わり管理機を片付けていると既に空は曇に覆われていた。
5時を過ぎた頃・・・・雨が降ったら写真を撮ろうと思っていたピンクのツユクサが終わりそうなのでシャッターを押した。


クモの動きから明日雨が降ると嬉しいのだが・・・・・
その前にスイートバジルの種を蒔いておきたい。
トマトの種と一緒に買ったのだが、トマトが発芽してから蒔こうと思っていた。
ふた昔くらい?もっと前のペンションがファッションの時代には“畑のお隣さんがテーブルで再開しました”
なぁ~んてメニューにカユイコピーが書かれ、単なるトマトにバジルドレッシングが出てきたりしましたネ(痒)
兎も角、トマトとバジルの相性はピッタリなのです。


コメント (7)
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