田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

集落の祝い 龍の子広場の落成

2009年05月06日 | 山裾集落のこと
5月6日(水)振替休日 雨  雨雨  雨雨雨  一日中雨

晴れの天気を願いながら、叶わないならば曇り・・絶対に雨は降って欲しくないと祈っていたが・・雨

朝6時過ぎから芹畑に出向き芹を摘む。
上下のレインスーツを着込み、研いだばかりの鎌を持つ。
少々延びすぎた芹ながら鎌をを引くごとに好い香りがたつ。
刈り取った芹を井戸端で枯葉等を取り除き整えて公民館へ運ぶ。
公民館には既に誰から採ってきたニラが仕分けされないまま置いてあった。


次の作業は火を炊き竈で餅米を蒸す作業・・・
今日は集落の公園『大内道龍の子広場』の落成祝賀会が開かれる。
公園で行う予定も雨のため集会所に変更となった。


雨の降りしきるなか、テントを張るわけでもなく赤飯が蒸す蒸籠からは勢いよく蒸気が吹き上がっている。
主催は集落だが、共催が“ふれ愛ネット・・・・”と云う社協に本部を置き各集落に設けられている組織が準備をした。


このころ当の公園では若者集団が雨がふるなか草刈作業を行っていた。
落成式と云うことで町のケーブルテレビも取材にくるし、役場の広報の取材もあるという。
雨合羽を着ての草刈機のエンジンの回転に合わせて水しぶきが飛ぶのがキレイだ。


一時間半も湯気を揚げて赤飯が蒸し上がった。
大きな桶に蒸し上がった赤飯を開けて、そこへシトを打つのだという。
ここでは経験を積み重ねたベテラン主婦のお出まして、砂糖を溶かした水を廻し入れながら切り込むようにしている。
こうすると赤飯が固くならないそうだ・・・・・


晴れてれば公園で集落の山々から集めた山菜を天ぷらにして振る舞うことになっていたが・・・
雨では仕方なく集会場の物置きを利用して山菜の天ぷらを揚げていた。
こちらは若妻会と称する奥様がたの出番だが・・・因みにMも若妻の仲間になっているのが凄い。


11時半になって準備万端、役場の地域担当職員M女史の挨拶で始まった。
集落の3才から86才の老若男女が集まり賑やかな催しとなった。


お開きは13時を過ぎて全員で片付けと後始末をした。
いつものことだが、生ごみの我が家のコンポストに入ることで持ち帰った。

コメント (9)
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