田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

贅沢な植物観察会 ありがとう

2009年05月29日 | 日記
5月29日(金) 雨 午前中に止み 青空が広がる 午後 曇り

昨夜から雨音が気になっていたが・・・未だ暗い朝、雨音こそしないが水が流れる気配がする。
今日は晴れて欲しい・・・
快晴は望まないが太陽が出て欲しい。

10時40分に役場へ行く。
駐車場へ進むとカメラを構えて構内の木に咲く花を撮している人がいた。
直感的にオコジョさんと解った・・・
ブログを通じて知り合い、我が家に危惧種の『タガソデソウ』が咲いていることを見に来てくれた。
この花は東信州には生えていないと云われているそうだ。
車を置き、直ぐに声をかけると思った通り・・・オコジョさんだった。

我が家で車から降りるや直ぐにタガソデソウの前に座り込みルーペで点検して直ぐに“間違いないですね”と声がかかった。
しかし、どうして?どこから?この花はやってきたのだろうか?
家に入りお茶を飲みながら推理をしたが、俺は鳥と思っていたがこの花のように小さい実は鳥は運ばないそうだ。
ソウすると近くに咲いている山から持ってきたホタルカズラ?についてきたのだろうか?
年数から云っても否定的だった。

先ずは外へ出ていつもの散歩コースを一回りしたが、それでも花が咲いているところでは膝を折り背を丸めてカメラを覗き込む。


見慣れたハルシオンもオコジョサンに認められたいのか何故かヤケに濃い紅色を示していた。
ハルシオンは茎の中が空洞・・・などブログで教えて貰ったことを実際にやってみる。
いつもの歩く道も何故か雰囲気が違うのが新鮮だ。


一回りして神社へ立ち寄ると橡の大木が満開になっていた。
大きすぎて遠くからでないた全体の姿はカメラに収まらない。
秋祭りのときには子どもも大人もこの木の枝に座りながら奉納ちびっこ相撲を応援する。


家に戻り軽い食事を摂りながら音楽談義が楽しかった。
帰りには中山道望月宿まで送り別れたがゆったりとした時間ながら歩きながら花を見る目線の鋭さを思いだしながら家に向かった。
贅沢な植物観察会を独り占めしたようだ。
オコジョサン ありがとうございました。

少し休んでから3時半から町の福祉センターで「ゴミヘラしま専科」という役場主導の団体の総会が開かれる。


一応おれも役員として名を連ねているが「たてしなエコ・クラブ」とは異なるので気は楽だ。
総会では町内の集落、組織で「ごみ拾いなど清掃活動」や「草刈、道普請」など熱心に活動をしている団体を表彰式がある。
表彰は二つの集落と、養護施設だったが、集落の一つは俺の住む大深山が表彰された。
田や畑だけでなく山を含めた環境の集落としては清掃作業も頻繁に行われているので表彰の対象になって良かった。
公民館分館長が受賞式で賞状をうけた。


この後の総会は人数も41名の内出席は12名と少ない。
21年度予算も会員一人の年会費1200円だけが収入だという。
ゴミ減と云う活動は当初は町のごみ処理費の削減から発して町民の団体を作り活動したようだ。
会費だけで町のゴミ政策に協力しろと云うのはちょっとヘンじゃない?
コメント (4)
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