田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

激しい夕立 雷は遠慮してくれた

2009年08月05日 | 日記
8月5日(水) 蒸し暑い 午後 夕立が 激しく 断続に降る

朝の東の風が涼しく起きぬけに窓を開けると寒いくらいだった。
久しぶりにこれと云って予定もないので、PCの入れ替えしたファイルの整理を済ませた。
重複したフォルダーなどを整理しながらポータブルHDにまとめることができた。
PCを初めて触った時には大判の薄いディスケットを2枚使い、一枚はソフト?もう一枚はメモリーだったのだろうか?
確か画面はモノクロだったように覚えている。
職場の仲間が数人集まって皆で買おうと云うとき、40万円くらいだたのだろう。
夢のような進歩している今のPCも何れは『あぁ~ あの時代のPCネ』とか云われることは間違いないだろう。

昼飯の後に外へ出ると雲を通して陽ざしがあるが、その雲も不安定さを表して積乱雲の塊が沢山出来ている。
白樺レストランの様子を見に行くと派手な緑の“アオカナブン”緑をアオと表現しているが・・・・
しかし、無防備にも頭を白樺の幹の穴へ突っ込んでいるがここにはモズが良く来る場所襲われた時はどのように対処するのだろうか?


木陰の中は陽ざしが遮られるので涼しい。
蝶がいるか一回りするが樹液を吸っている姿は見られない。
僅かな風で揺れる萩の新芽で休んでいるモンシロチョウがいた。
翅の付け根が黄色く優しい放物線を描くふちに小さな黒い点が並んでいる。
暫しの午睡を楽しんでいるように風に揺れている。


地面に目をやると少しだけ前にウラナミジャノメチョウが葉の上に止まっている。
いつもは落ち着きのない動きをするのだが、じっとして動かない。
地面の水分を吸い上げるでもなくただ休憩しているようだ。


目の前の地面に木漏れ日ではないが緩急を伴った変則的な動きの影が目に入った。
不器用な飛び方に見えるが、彼自身は目的を探しながら動いているのだろう。
プルーンの朽ちた実に止まり果汁を吸っているのだろうか・・・・
普段は上からしか見ないミスジチョウ、下から見る姿もうっすらとブルーの配色を忍ばせた翅がきれいだ。


ミスジチョウの動きとは対照的に直線的と云うか多角的に飛びまわるジャノメチョウが梅の木に飛びこんだ。
何の目的で葉の繁った中へ入ったのかわからないが・・・
姿を探しながら木陰からでると上空は既に黒い雲に覆われていた。
いつの間にか風も強くなっている・・・・
夕立でも来ることを想定してジャノメチョウは梅の枝が重なり合う葉の上に止まっていた。


畑に回ると東側の外れにコスモスが一輪だけ花を開いている。
しかし、よ~く見ると花弁がおかしな動きをしている。
風に流されながらも別な動きをしているので近づくとハナグモがしっかりと網を張り花弁を引き寄せているのだ。
雨傘でも作ろうとしているのだろうか?


ポツポツと落ちてきたので急いで家に入った。
一安心と思ったところで激しい雨音がしてバケツをひっくり返したように降り出した。
降っては止みまた、激しく降る・・・
地球規模の温暖化がこの信州にも僅かながら押し寄せていることだろう。


積乱雲の間に青空が覗いているが雷鳴は聞こえず激しい雨音が石油タンクを弾いていた。
コメント (2)
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