田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

盆の入り つぎつぎに 千の雲が湧きだす

2009年08月13日 | 日記
8月13日(木) 晴れ 湿り気のある空気だったが 午後には乾いた風が吹く

盆の入りと云うことで山裾の集落の云え家で墓参りの姿が見られる。
ここの集落は3つの親族から成り立っているので、墓も山の中腹に親族ごと3か所にまとめられている。
軽トラの荷台に大勢の人が乗り墓参りに向かう姿は田舎ならではのものだろう。

我が家真南にある山からは盆の時期になると不思議な雲が湧くのだ。
この山の向こうに何があるのかはわからないが、今日も不思議な形の雲がわいた。
朝飯を摂っていると丸い形の雲が急にパックリと口を開けたのだ・・・・
カスタネットのようにもみえるが上には羽のようなものがついていた。


朝の片付けをして昨日からの生ごみをコンポストに入れていると脇にある錦木にからみついたツル性の植物が花を開いている。
ツルが絡むと木が弱るので抜き取ろうと思ったが、どんな花が咲くのか興味があったのでそのままにしておいた。


6月に新芽が出ていたのを見つけたから2か月になるだろうか・・・
この間にツルを伸ばし枝を広げてしまったが、ツルの分かれる処に花がついている。
また、葉は細く先がとんがっているものが3枚付いている。
この植物の名前がわからないが花の姿から見てマメ科のものには間違いはないだろう。
昨年の秋にブログ友のオコジョさんから名前を教えてもらったような気がするが・・・・
忘却と云う表現がピッタリだが・・・・・
ネットで調べてみると『ツルマメ』と云うのにヒットした。
この写真で見るとツルに毛がないが、上の写真のとおり可なりのとげ状の毛が生えている。
大豆の原種だと説明されている。
http://homepage2.nifty.com/nijime/htm/turumame.htm


昼前に何気なく南の空を見ると金魚のような雲が立ち昇り・・・見ている間に頭の部分がから立ち上った雲が広がって行く。
不思議な動きをするのだが・・・、気流の関係などと云うのはヤボなことだろう。


午後にはMの高校時代からの友人が訪ねてくれた。
福井からご夫妻で親戚に向かう途中、初めて来ていただいたのだがローケーションの良さに比例して普段の生活には不便だと思われたことだろう。
同じ同級生で東御市に住まわれているYさんも駆けつけ暫しミニ同窓会となったようだ。
旅の途中下車のように僅かな時間だったが、見送りの時はやはり何となく寂しさが残るのは田舎暮らしの所以だろうか。


南の空にはピカチュウでもなくダンボでもないが・・・
新井満さんの“千の風に乗って”が聞こえるような気がした。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする