田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

日本列島が壊れる 国の全て価値観を見直さなくてはいけない

2009年08月11日 | 日記
8月11日(火)地震  曇り 晴れ 夏の空がもどる

早朝の地震・・・ベッドの上でどのような揺れに変化するのかを確かめながら天井を見ていた。
揺れが収まってすぐに起きて北側の窓から裏の山を見たが改めて変化の兆しはなかった。
長雨で地盤が緩んでいるところに大きな横揺れがくれば強粘土質の山土もたまらないだろう。
すぐにTVを見ると静岡県お太平洋側が震源地だと云う。
日本列島は壊れて行くのだろうか・・・・・

朝飯を終えたころには青空が広がり夏の空が広がりだしている。
周囲の山並みからは入道雲が夏の景色を見せてくれた。
こういう空を見れば日本が壊れていくことなど想像もできないが、温暖化が日に日に目に見えるようになっていくのが恐ろしい。


午後2時に社会福祉協議会へ出向くために、送られてきた行事の資料を読みなおした。
新しい組織作りとは云え継続的に行われている年間行事やこなしていかなくてはならない。
社協としての活動とボランティアセンターの活動とが密接に関係しているが、片や有給職員がやる仕事、一方は無償のボランティア・・・
これでは同じ場面で動くことに問題が起こるのではないだろうか?
そう云う基本的なことを見定めながら活動の拠点作りをしなければならない。

社協での話題は9月の防災訓練をどのように対応するか?
ボランティアルームのある建物をどのように使うかが話題になった。
ふれあい・ささえあいネットワークの組織作りも進めなくてはならない。
8月から9月にかけて集中的にイベントが企画されているが詳細な企画は全てこれからとなるようだ。

家に戻ったのは4時過ぎていた。
夏の熱い日射しと山や畑に溜まった水分が蒸発する熱気が熱い。
ムクゲの花は夏の日差しが戻ったことで元気が出たようだ。


ヤマトシジミも雨にたたられた身体を干しているかのようにゆっくりと翅を広げたり閉じたりしていた。
この蝶も表の色と裏側のまだら模様の変化がすごい。
どこにでもいる蝶だが改めて文様を見るとカモメが2羽飛んでいるように見えた。


雨で大きく育ってきた草むらにはヒメジャノメ?ウラナミジャノメ?どちらかだかわからないがじっと動かない。
彼も雨でぬれた身体を干しているのだろう。


夕方のTVニュースを見て静岡県の地震災害が大きいことに驚いた。
激しい雨や地震で人の命が奪われ、社会のインフラが壊滅的になっている。
この先の日本は抜本的に方針を変えなくてはやがて海中に吸いこまれてしまうだろう。

日本列島が壊れる 国の全て価値観を見直さなくてはいけない
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環境に向けた一日 子どもたちの笑顔が大人にも見られた

2009年08月11日 | 日記
8月10日(月) 雨  午後 曇り 夕方 西北から青空が広がる

昼もそこそこに町の子ども未来館へ向かう。
たてしなエコ・クラブのスタッフY女史は既に館内で準備に入っていた。
今日は子どもたちとエコ学習会をすることになっている。
雨でなければソーラークッカーを使いホットケーキを作ることになっていたが・・・・
雨では無理ということで、アクリル毛糸でエコ束子を作った。

テーマは『水を汚さない』この話をすると子どもたちは小学生1・2年生ながらエコのことは知っていて砂漠化のことも知っていた。


アクリルタワシの作り方は一般的には編み棒を使ったり、指を使うのだが、ここでは空き缶に割り箸を7本貼り付けて指の代わりにした。
初めの手順が難しく興味を持たない子、すぐに飽きてしまう子など様々だ。
見本を見せても左右が逆になってしまう子などスタッフの教え方にも工夫が必要。


初歩の段階で蜘蛛の巣のような形似れると俄然興味を持ちははじめた。
リリアン編みの大型版と云うわけだが30分くらいたつと、楽しさがわかってきたのか皆真剣な表情になった。


全員が作り上げたエコタワシ、洗剤を使わないで汚れが落ちることを話して閉会となった。
約2時間半の作業を子どもたちはよくやり上げたものだ。
建物の広場には大きな壁に絵が描いてあるのに気がついたのは帰る時になってからだった。


秋にはソーラークッカーを使ったエコクキングを実現したい。
片付けを終えて家に戻ると4時を過ぎていた。
夜に開かれる環境フェアに向けて資料を読みなおしたが考えがまとまらないのには困った。

7時半には役場会議室で17名のうち12名が出席し、5名は欠席届が出ていると云う。
初めての会議としては上々だろ。
この会議は町行政が主体となっているが、町民団体が如何に結束して民間の行事を行政がサポートする形に持っていきたい。
開会あいさつから、開催要綱、実施要領と読み上げられたのちに議事に進んだ。

主たる目的を理解している人、理解できないでこの場へ来た人などさまざまだが全員がこの町の環境を意識的持たなければいけないとことになった。
既存の祭り、ふれ愛むらとの共催・共同で『ふれ愛むら・環境フェア』となんとも役所的なネーミングながら内容に意味を持たせることになるだろう。

改めて役員が7名選ばれて会が始動したことになる。

閉会9時30分・・・
昼間の子どもの笑顔が夜の会議の大人にもあることに安堵を得た
コメント (2)
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