田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

信州も防災 災いを防ぐにもいろいろあるようだ

2012年09月02日 | 日記

9月2日(日) 曇り   昼前から 雨  午後にも 断続的な雨 夜のは冷たい風が吹く

一日を時系列で書き表そうとするとさて?となる。夕べは首から肩に掛けて猛烈な傷みが走り、バンテリンの貼り薬を両肩と首筋に張り、肩廻し運動をしても首を左右に振ることができない。原因はパソコンに向かい過ぎと判っている。

俺のPCはノートだが、このところ頻度が高いので熱を発するようになって、専用のクーラーを買い求めた。これで熱は下がったが指二本くらい机から高くなったことが要因だろうか。夕べも遅くまでkeyboardを叩いていたが、帳票のシステム化がうまくいかない。結局は昨日のブログは今朝になって書いた。その後、防災訓練が町の運動公園であるので出かけたが、現地に着いてみると仲間がいない。しばらくして係の職員に訪ねると体育館で準備をしていると云う。相変わらずの炊きだし訓練というか、参加者への弁当作りのようなもので、災害に対する緊張感は皆無だった。

俺は集落の作業があるので仕上がったご飯を配り終わったところで会場を後にした。山裾集落に戻ったときは一段と雨が激しくなった。田圃の脇の土手がゆるみ水路を閉ざし、水の流れが滞ったと言う。こう言うカ所が数カ所有るらしい。らしいと無責任な言い方だが、こればかりは、非農家の俺には知ること自体が難しいのだ。次に大雨でも降れば、畦畔全体がなだれ落ちて来そうだが、せめても秋の収穫までは待って欲しいものだ。

昼過ぎには雨が上がったが、重く垂れ込めた雲がなにか不安定感を煽る。チャイムが鳴り玄関にでると、我が家を初めて訪ねる客人だった。俺のブログを見てくれていて、近くまで来たから訪ねたそうだ。玄関先で話をして、何時の日のブログかは忘れたが、軽井沢の“村民食堂”が話題にあがった。僅かな時間玄関先での立ち話だったが、もっとゆっくりと話をして、この山裾集落のことを聞いて見たかった。季節毎の山野草、すり鉢状の集落を取り巻く山のこと、俺も東京からこの地に移り住んだが、この集落に魅力はあるのか?個人的な「人」ではなく集落の習慣や人付き合いのことなども知りたい。この集落を終の棲家とした俺にとっては、人様がこの集落を知って、どのような魅力を感じ取ってくれるのか?それとも全く逆で、もう二度と訪ねたくないなど言われると寂しい思いもある。

もう一度、機会があれば話をしてみたい余韻を感じながら後ろ姿を見送った。しかし、この集落全体で安寧を願うかのように、神社の際の電柱が十字架を表していたのは何故だろうか?

夜は7時からエコな仲間のミーティングがあった。町の環境フェアに“たてしなエコ・クラブ”として、何を展示して、体験プログラムは何にするかが話題の中心となた。8月の児童館でやった青竹でご飯を炊くのが好評だったのでやろう、竹を使ったことでは何ができるか ・ ・ ・ この仲間は不思議で企画を立てる段になると結論が早い。今年も楽しい環境フェアになりそうだ。

 

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庭の鉢植えも9月を迎え 色がわり

2012年09月02日 | 日記

9月1日(土)  晴れ 曇は多いが 太陽が照る 午後は風と雲 夕方から雨

春から夏まで庭に咲く花たちは白が多い、玄関周りの鉢植えもブルーと白の花が多かった。9月に入り朝晩の空気は一段と涼しさを増してきたためか、いままで目立たなかった赤色系の花が主役に入れ替わったようだ。

このところ急に目立ち始めたのが、メッドウーセージ、ドギツイほどの濃い青紫から妖艶な老獪と訳の分からぬ花の雰囲気を醸し出している。これも花に近づくと判るのだが、俺が覗き込むと、ウツボが大口を開けて今にも俺を喰わんとするかのように迫ってきた。

 

春先から5月の末まで家の中で200以上も花を魅せてくれたがシクラメン、花が終わると外のヒカゲにだし水も殆どやらずにおいた。しかし、8月の終わりから葉が出始め、9月になった今日には4つの花まで見せる。狂い咲きなのか、それとも極上のサービスなのだろうか。

サービス精神旺盛と言えば、源平葛は凄い、初夏に花を開きだし、その勢いを保ち続けて今でも次から次へと花を開く、顎が白く花ビラが赤い、シベは長く先に花粉袋を付けているが、これが弾けるとシベはゼンマイのようにクルクルと巻き戻る。こうして見ると源氏と平家どちらも勝ち負けは付けがたい。

赤い花が目立つが、脇では俺も写せと言わんばかりに頑張っているのがいた。花は盛りを過ぎているが、常に脇役のミズヒキ。それでもごま粒ほどの小さな塊もしっかりと花を開く。ハナビラは深紅でシベは白い。可憐さながら此処まで見られることは余ないのだろう。

昨夜は満月、純白の花を葉陰で開いた月見草、陽が昇る頃には別れを惜しんだのかハナビラは術に色に染まっている。この花は不思議な花、月の明かりには正面の姿を見せるが太陽には一切花を見せず背を向ける。陽が高くなるにつれ、花は皺を深くしてやがては萎んでしまう。しかも、次の月が昇ってもこの花は顔を見せることはない。一夜の思いを花芯に閉じ込める貴重な存在なのだろうか?

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