9月24日(月) 晴れ 爽やかを通り過ぎて寒い 秋空に白い月
昨日の祭りは雨と言うこともあり室内で行われたので疲れた。祭りで草臥れたなどと云っては罰が当たりそうだが、会場の主たる催事は酒席ということ、酒を呑むと多くの人は声が大きくなるし、言動への勢いも素面の時より何段階かUPする。グループに分かれて大勢の人の声が混ざりあうと、特別大きく響くように仕掛けたダンプのクラクションより酷く俺の耳には響いた。
今朝は雨も止み静かな夜明けを迎えたが、俺の身体は風邪を引いたでもなく、熱が有るわけでもないが、倦怠感と脱力で動きが悪い。いつもより遅めに起きだしたのだが、それも、役場からの電話で仕方なく起きたような気がする。今になって文字にしてみると、電話で起きたのが、朝なのか?朝飯のあとに二度寝した中でのことなのか定かで無い。東の窓を見ると浅間山はまだ夏姿で蒼暗く見えるが、田圃の稲はすっかり黄金色に変わっている。昨日の雨で田圃の床が緩み、重たいコンバインが入れなくなったと聞く。
午後3時ころに、南の上空には白い月が薄いベールに覆われながら姿を見せた。月は地球から遠くウサギが住むと云うのを信じて育った俺だが、こうして見ると宇宙のなかで地球には一番近いと云うのが解る。満月よりも、半分だけ姿を隠しているのが艶気を感じさせる。
浅間山も 活火山らしく水蒸気を吹き上げているが、雲がバックでは勢いが感じられない。里は涼しさを通り越した寒さで若しや、頂上付近は冠雪しているのでは?とレンズで近づけて見るがまだまだのようだ。
蒼く見える山の斜面も 後一月もすれば錦に変わるだろう