11月5日(月) 曇り 徐々に青空が広がる 穏やかな初冬
里の秋もすっかり色濃くなり薪置き場に接するところの紫陽花も最期の華を見せている。このところ慌ただしく日々が過ぎてしまい久しぶりに庭を一巡り、ノコンギクもキタテハを迎え花としての立場を保っているようだ。そのキタテハ、越冬するためにか躰を長い毛で被う姿には驚かされる。
庭の花も殆どが姿を消しているが、春から咲き通しているハルシオン、まだまだ寒さには負けないと背丈は低いが美しさを秋の陽にかざしていた。晩秋というよりも初冬と表現を変える季節、霜も二ども降りているだろう。ヒラタアブも残る花に蜜を求めてホバリングをする根も夏の頃よりも薄く花びらを透かせるような姿に変化している。
予報では朝から曇り日とされていたが、青空が広がった。上空は湿り気のある空気の流れ、白い曇が形を変えながら俺の見上げる白樺をかすめていく。
明日は雨白樺の黄葉した葉も 今日が見納めだろうか