11月21日(水) 曇り 晴れ 朝陽が曇を追いやる 風が冷たい一日
Mが怪我をして2週間が経とうとしている。ベッドマットやシーツなどを交換したいと言葉に出すことから大分痛みに慣れたようだ。痛み止めを12時間毎に服用しているのでじっとしている限りは痛みを感じてない。尤も事故は自業自得の自己責任、家の中でも其れを自覚してからは口数が少なくなっているが。
しかし、今日は洗濯やベッドの寝具の交換など朝から家事に明け暮れた。こうなると目で見た直感から主婦感覚が男の家事に許せないところを指摘してくる。
洗濯機の使い方や使った後の始末の仕方などは、先日も事細かに聞きながら作業に取り組んだので何事もなく済み、午前中はなんとなくOK。夕方に近い午後はベッドの寝具の交換だ。シーツはキャラメル包装式が俺の流儀だが、Mはゴムのような紐を三角部分にヒッカケル式を使っている。前回洗濯したマットやタオルケットを運び込み、シーツの上に布団乾燥機をセットする。布団も冬バージョンの羽毛を上にかけ、乾燥機のスイッチを入れる。
こう言う一連の作業をするのに連続して動くことはできない。機械が動いているときは俺は休み、洗濯機が止まると俺が動く、一日を機械に合わせていると俺の作業が途切れとぎれになりPCを使う仕事には不都合が生じる。どちらを優先させるかとしばし考えるが、直ぐに隣の部屋から声がかかる。機械に合わせて動くのが主婦の仕事だと云うらしい。俺としても限りなく協力的に動くために地区の作業をリビングに持ち込んでいる。事務所化しているリビングでは清掃はルンバに任せているがこれもホコリを巻き上げるからよろしくないと評価された。Mが現役復帰するとルンバの居場所がなくなるのではないと、少々気になるところだ。