11月27日(火) 晴 陽射しの暖かさに比べ冷たい風 夜は超寒
夕方の前、朝から出かけて家に戻って少し経った頃だった。ドスンと云う聞き慣れない音、若しや昨日激しく降った編めて裏山の浮き石が落ちて来て羽目板を打ち抜いたか?地下室のコンクリートの壁が崩れ落ち一期に土砂が流れ込んだかのような音だった。鈍く躰に伝わる音だけでなく、余韻の震動がリビングと寝室を隔たる板戸を振るわせた。
直ぐに裏山に面した外壁を点検し、西側のガラス戸から薪を積み上げてある下屋に廻り、車と壁の間が開いているかを確認した。リビングの南面のガラスは異常なし、寝室のガラス戸にも変化がない、そして東側のドックランのフェンスを開けて中に入ると出窓に映る浅間連峰が僅かに茜色に染まっていた。そして直ぐに気がついたのはガラスが汚れていたのだ。朝には汚れはなかったと云うか全く気がつくことなく南に移っている日乃出を僅かに見ることができた。直ぐにこの汚れに気がついたがよく見ると汚れと一緒に着いている羽毛はキジバトのものだろう。鳩は苦しまずに瞬間的に息絶えたのだろうか?何をそんなに急いでたのだろう?茜色の夕闇に飛び込みたかったのか。
朝から出かけていたのは季節柄、地区の集会所の大掃除だった。各集落総代と同じく地区からでている町議会議員二人の6人での作業となった。ここの地区184世帯が集まる集会所だけあって障子の枚数も多く40数枚と欄間の障子など一期にヤルにはちょっとキツい。午前中のお茶休憩と昼飯の弁当を挟んでの猛烈な作業によって、ガラス窓共々完遂した。それにしても3人一組で障子紙を貼る作業、手慣れた頃には全て貼り終えるというのが年末の良いところだろうか。
夜はたてしなエコ・クラブのささやかな忘年会と相成ったが、今年は時期を早くしたために気が乗らず、仕事も方が着かずで参加できたスタッフも僅かだった。俺も手作りの品を持って行くのが恒例だが、今回は時間がなくアウト。仲間の作って来てくれた料理に舌鼓、語る言葉もリズムに乗ったようだ。
さて、 会の始めに来月の定例会を決める話
すっかり忘れてお開きとなりました