田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

野良仕事 田舎ならではの合理主義

2012年11月25日 | 日記

11月25日(日) 晴   快晴  風もなく暖かな一日

集落の公園に半月ばかり置かれていた大型ダンプ2台分の砕石、砕石と云っても砂が多く含まれて居る砂利。これは集落を取り巻く農道に撒く作業が行われた。

軽トラのダンプ2台、平ボディーの軽トラ一台、そして公園で積みこみ使う重機1台と標高差80mくらいある農道で砂利を均すユンボ一台を主力戦力として投入した。人員は重機の運転ダンプの運転に5名、残る7名が農道に撒かれた砂利をスコップやジョレンで農道の凹んだところへナラス作業をする。

 

10時30分になると一斉に携帯電話がなり休憩に入るようにと指令が来た。休憩と云っても配られるのはお茶だけだが、話のオカズは眼下に集落を眺めながら、雪を戴く浅間連峰を遠望する。再びエンジンを呻れせ急勾配の坂を登ってくる軽トラダンプの音で作業が再開。皆黙々と落とされた砂利を追って農道を進む。予定の大内道(おうないどう)出合いまで達するのに距離はあったが時間はジャスト12時、下の公園まではそれぞれ軽トラの荷台にのって一同昼休憩となった。 大型ダンプ2台分の砕石の山は三台の軽トラダンプと2台のバックフォーによる活動で午前中に元の公園広場に戻った。田舎の道普請と云うと手仕事に聞こえるが、今では超機械化、然も自家用の軽トラダンプにこれも自家用のバックフォー、見事な連携と超合理主義で標高差のある道の補修は完了した。

昼前に俺たちが上で作業をしていたころ大内道下で何処かのRV車が路肩に落ちて水路を渡してあったパレット(荷物運搬用の台)とアルミの橋を壊したと云う。畑の持ち主の婆様は知らぬ振りをして走り去ったそうだ。しかも、坂を登り行き止まりと知ってバックで降りてきて溝に落ちたらしい。知らぬ振りをして逃げるように走り去るとは ・ ・ ・ 車のダメージも相当なものだろうが、途中でも事故でも起こしたらもっと大変なことになるだろう。 

午後には公園脇の水路の補修作業、これはU字溝が昨冬の凍結で破損したのか、山からの湧き水の悪戯なのか、パイプに交換しようということになった。これも集落の若者中心で作業が進められた。俺もこの場にいるから若モンと云いたい所だがニギヤカ氏とカメラマン、記録係として参加。

 

大工から上下水道、屋根、庭の植栽まで

集落の仲間でできる

水害 震災 火災 と全てに対応できる集団

彼らは呑龍会

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