田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

冬への準備 薪運びと手芸材料の刈り取り

2012年11月17日 | 日記

11月17日(土) 曇り  午後から雨 夕方には激しく降る 夜には止む

椛の秋色も落葉松の黄葉も曇り空には似合わない。あいにくの曇り空、昼からは強い雨が降ると云うのでカメラに収めた。明日の朝には唐松林もバーコード化して向こう側の空が見えるようになるだろう。

この季節には初夏に青紫の美しい花を見せてくれた菖蒲の花柄を集める作業がある。これも花が終わったからと花軸を切り落としてしまうと適わないことで、種を抜いた殻を手芸の材料として使うそうだ。町のB型就労施設「たてしなふれあい園」では種が入っていた空間に赤や青の布で作ったものが人気でカワイ~と云って買ってくれるそうだ。枯れた軸を鎌できりとり種を取り除いて軸から枯れ葉をとる。100本近く作業を進めると雨が本格的に降り出した。

雨が降るなら薪運びをとガラス戸際に運び込んだが、今の寒さでは朝晩だけ焚くので一週間分はあるだろうか?下屋に運び込んである薪の積み替えをしていると肉食系のナミテントウムシが越冬していた。彼らはアブラムシなどを捕食してくれる益虫、静かに薪を陽当たりの良い場所に移し一冬過ごせる安住の地を与えてやった。薪運びを終える頃、雨も小降りになったので昨年挿し木をした浜梨を見に行くとしっかりと赤い実を二つ残している。鹿に食われないか心配だが、大根まで食う鹿のことも見つからないことを祈ろう。

辺りが暗くなりかけたころ友人が我が家に向かっていると電話があったが、町につづく道を見ていても現れない。彼がどこから電話をしてきたのか聞きそびれた。障子を閉めるとさっきまで騒いでいた犬たち、Salaは毛布の中に頭を突っ込みAlgoは毛布の上で寝る。犬でも眠る場所にも拘りがあるようだ。

 

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