田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

急かしたからと言って ・ ・ ・ 予定は未定

2012年11月08日 | 日記

11月8日(木)  晴   小春日和  暖かな一日

朝一番で役場に行く予定にしていたが、夕べの出来事で昼過ぎになってしまった。車に乗り込もうとしたとき畑の外れで騒がしい鳥の鳴き声がした。車の硝子越しに見るとイチジク葉が地面に落ちるのと同時にカケスが飛び立った。姿は綺麗だが鳴き声はガーガーとかギーギーとうるさい。イチジクの木を見ると熟した実を啄んでいたようだ。この時期になるとカラスと競争で、カラスは一口で実を加えて飛び去る。その点カケスは上品さを持ち合わせているのだろう。

役場へ行く用事は集落の公園に防犯灯のポールだけ建てたまま後の工事が進まないので急かすためとなる。秋の収穫も終わり、農道に砂利をひく作業や鹿の進入防止柵を補修する作業も始まる。既に砂利はトラック二台分が運び込まれ、これに鹿除けネットが運び込まれると防犯灯を取り付ける作業に支障を来す。役場の担当者にアポを取ると出かけていると言う。それでは担当課長につないでと言うと主張中と言う。電話口で担当者と課長に伝言を伝えるように頼むと、メモ書きを読むように文言を繰り返してくれたので先ずは安心。

役場に行くことがなくなったので、農地水保全会のKさん宅へ向かった。彼とはゆっくり話すことはなかったが、後期事業の企画書のタタキダイを見ながらの話しでは俺と同じ考えを持っている。新たな事を始める計画は安心して進められそうだ。帰りには国道沿いのドラッグストアで打ち身に効く塗り薬を沢山買い込んだ。

 

今日の予定、薪を運び込む作業は順延となった

スズメバチも蛇も姿を消している

ヒメジオンの花が散る前には作業をしたい

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立冬 秋から冬へ模様替え

2012年11月07日 | 日記

11月7日(水)  濃霧   晴  穏やかな 一日

濃い霧で夜が明け、夕べの予報より気温は下がることがなかった。午前中は昨夜の会議のメモをまとめたりしたが、議事録を作るには気が乗らない。農村環境保全事業の企画を立てなくてはならないことが先に立ち、気が急くが、専門部会の委員が決まったのは夕べのこと、机上の空論とならないことを願うばかりだ。一日中資料を読み返し、昨年までの5年間の事業報告を読んでいたが、気がつくと辺りはすうかり陽が落ちていた。東の窓から観る浅間山も夕闇に溶け込むところ、裾埜に点在する町の灯りが音もなく瞬くのに見とれた。

集落を取り巻く落葉松の木々はだいぶ色濃くなってきた。立冬と云うことをラジオを言っていたが、冬の濃い灰色一色に変わるにはまだ間がありそうだ。冬の前、黄金色の落葉松の葉が雨のように降ると聞いたが、毎年のように気に掛けているが出会うことがない。早朝の陽が昇る前か、それとも吹く風が降らせるのだろうか? 西に傾いた陽射し、山裾集落は既に山陰に閉ざされているが、浅間の麓は秋色に染め上げあられている。僅かな時間、瞬間的な陽の光だが立冬の風景にしては温かすぎる色合いだろう。

 

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初冬の雨のち晴れ 虫たちの飛翔

2012年11月06日 | 日記

11月6日(火)  曇り  雨   晴れ  暖かな一日

雨上がりの暖かな陽射しのなか、積み上げた薪の雨避けにブルーシートを被せてある。このところの寒さから湿り気を持ったあたたかい空気に誘われてか、テントウムシが幾つも飛んで来ては再び飛び立っている。彼らは越冬地を探しながら飛び交っているのだろう。

彼らのは外側は硬く椀型になったままで広がるようだが、中の薄い膜のようなを大きい。しかし、上手にたたむことで根を開くときに絡まないようになっている。

どこから飛んでくるのかは判らないが、カメラを構えた俺の頭や手にバスパスと当たる。ブルーのシートを空と間違えて飛んでくるのか、☆の形や数がことなるテントウムシが次から次へと押しかける。そういう季節の流れをシッカリと記憶しているカマキリは飛んできたテントウ虫を捕まえるのは難しいようだ。数回の失敗の上にやっと一匹が捉まった。もう一つは危ういところで難を逃れた。やっと一匹を捕まえたところで、俺がレンズを近づけるとドケとでも言いたげに頭を横に振った。

山裾集落を囲む山の落葉松も色づき始めた。今年の黄葉は順調に色変わりが進んでいるようだ。黄金色の針の雨が降ると直ぐにグレー一色の冬色に変わる。雪が降ると景色にモノクロームの彩りを添えてくれるがしばしの待ちとなる。俺が辺りを一巡して来ると未だ、カマキリはテントウムシを狙っている。腰をくの字に曲げ ・ ・ ・ 

カマキリの恐さを知ってか近くにくるとテントウ虫は根を広げる

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陽向が恋しくなる 湿り気の多い空気

2012年11月05日 | 日記

11月5日(月)  曇り   徐々に青空が広がる  穏やかな初冬

里の秋もすっかり色濃くなり薪置き場に接するところの紫陽花も最期の華を見せている。このところ慌ただしく日々が過ぎてしまい久しぶりに庭を一巡り、ノコンギクもキタテハを迎え花としての立場を保っているようだ。そのキタテハ、越冬するためにか躰を長い毛で被う姿には驚かされる。

 

庭の花も殆どが姿を消しているが、春から咲き通しているハルシオン、まだまだ寒さには負けないと背丈は低いが美しさを秋の陽にかざしていた。晩秋というよりも初冬と表現を変える季節、霜も二ども降りているだろう。ヒラタアブも残る花に蜜を求めてホバリングをする根も夏の頃よりも薄く花びらを透かせるような姿に変化している。

予報では朝から曇り日とされていたが、青空が広がった。上空は湿り気のある空気の流れ、白い曇が形を変えながら俺の見上げる白樺をかすめていく。

明日は雨白樺の黄葉した葉も 今日が見納めだろうか

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週毎に変わる秋のイベント ふれ愛むらが秋空の下で

2012年11月04日 | 日記

11月4日(日) 晴   快晴   冷え込む朝も 躰が慣れた  夕方寒さが増した

朝の紅い太陽が顔を出すと障子に夏のなごりの野の花が写しだされる。初冬の我が家に見られる風物詩とでも云いましょうか。鉢に植えられた草木、霜よけに軒の奥へと移される。草と光が見せる芸術品、これを早起きの三文の徳と申しましょう。

日乃出前から置きだしてスタンバイしたのは影絵を見るのが目的ではなく、朝の寒さをストーブで温ためると云う健気な志しでもない。恒例の“ふれ愛むら”に出陣する高揚した心の表れだろう。8時半前に会場に着きテントの設営など等準備万端となったところで町長の挨拶で開会式となった。

会場は町内はもとより近隣市町村の養護施設や障がい者就労支援施設からの参加してくれている。パンを作っている団体、シクラメンの栽培をしている施設などいろいろ。我が町社協はバザーで販売する商品から選りすぐりのモノを選んで今日に託した、強敵は向かいのテントの小学生。彼らは立科小学校5年生。バイタリティー溢れる若さには負けられないと、彼らに手足におもりをつけ、眼鏡で視野を狭く ・ ・ ・ 高齢者疑似体験に誘う作戦が功を奏し、福祉バー以上に持ち込んだ商品はホボ完売。

昼までが物売りの最盛期、午後は“おじさんたち”が薪で炊いたトン汁これも無料奉仕で振る舞われ、300杯はでたのだろうか、大鍋は2時を過ぎる頃には底が見えていた。腹も膨らみ午後のプログラムは高齢者の童謡唱歌を歌う会の出演で秋空に歌声が響いた。また最後の取りは小学生の合唱と振り付けのある歌声、賑やかな一日が終わり、福祉の町は近隣市町村とも共に明日に向かおうと幕を下ろした。

 

連日のイベントお疲れさまでした。

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残りモノにはフクがあると云うが バザーは別物

2012年11月03日 | 日記

11月3日(土)  晴    一日中空が見えないところ 天気はウワのソラ

文化の日と云うことで芸術的なものを“袋に詰めて” て云いたいところだが、今日は社会福祉協議会主催の福祉バザーの売り子としての一日。セレモニーのあとは、大勢のお客様が列をなして開店口に押しかけた。午前中に大方のものはウリに売れ、午後はタイムサービスで詰め放題の300円均一。更に残ったものは大処分の後ウエスの材料行きとなった。しかし、ウエスにならない化学繊維のもの行き先は哀しい。近頃は布ならなんでも引き取ってくれると云う業者もなく、最終的には焼却処分となる。何故か焼かれる身になったか自覚のない衣類、嘗ては大切に扱われたもの、袋を見るとひしゃげた顔が哀れを誘う。

8時30分から最後の片付けを終えると5時を過ぎていた。同時開催の公民館では文化展をやっているので覗いた。篆刻や刻字、書道、俳句、生け花と文化の高さが伺えた。中でも水墨画で全国的な展覧会で賞を取った人の作品が掲げられていた。写真クラブの作品も友人知人の作品が数多く展示されており、参考になったが、何時の日にか、俺の写真もプリントして人様にお見せできるようになりたい。

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ごみ減らしま専科 新体制で再発会

2012年11月02日 | 日記

11月2日(晴)   冷たい風  太陽の暖かさはあるが 夜の冷え込みは激しい

夜7時町の「ごみ減らしま専科」の第1回会議が開かれた。第1回と云うのは意味深いものだが、この会も過去の活動は新聞テレビに採りあげられ、信州だけでなく全国的にも「ダンボール式生ゴミ堆肥化」運動では先駆的な活動を展開して来た。町のゴミ行政の一環で町民を巻き込んでの、生ゴミの減量化作戦が展開された。

その後は行政の手を離れ町民による自主団体として活動を始めたがうま廻らなかった。この会は生ゴミを減らそうと言う趣旨の元に始まったが、町もゴミの減量化への風向きが変わったことにもあるが、町民の運営委員のバイタリティーの欠如にあったのだろう。楽しみながら新たな発想で展開しようというところ、役員も過去にとらわれることが多く、議論が進まなかった。それで年度末に向けて事業の素案もでて愉しみながら進める方向性が見えたことでもヨシとしよう。

朝から夜の会議の会議次第や資料を整えて印刷を始めたが、何かを忘れていることがなかなか思い出せなかった。昼近くになって突然、ヒマワリ油のことを思い出した。一昨日のことなのに ・ ・ ・ 相当の健忘症が近づいていることを自覚しながら、急いで『焙煎ひまわり油』の宣伝カードを作り、用意したラベルを貼ったヒマワリ油を届けるのに軽トラで家をでた。佐久市中込の「めん茶房つたや」まで30分、お客様とのコミュニケーション上手の店主のこと、この油の味を見て貰うことで沢山売れることを願うが、次の油を絞るのは12月になる。 

さて、売れすぎたら ・ ・ ・ どうする

とらぬタヌキではないが

あぶらを売るのも難しい

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Salaの具合の悪さと俺のPCの不調 

2012年11月02日 | 日記

11月1日(木)  晴   風が強く冷たい風 夜には更に冷え込む

愛息Salaは夏に玄関前の階段を客人を迎えるために飛び越えた。階段を降りずに斜めにジャンプして客人の元へ飛び込んだのだが、加齢のためか日頃の運動不足か鉢植えの縁に後ろ足の膝を内側からぶつけて未だに病んでいる。

毎週通う医者でも内視鏡で確認したり、腫れてる原因の白血球を注射器で吸い取って病理検査をしたり、注射をしたり ・ ・ ・ 状況は一向に快方に向かわない。この頃食欲がなく夕べの飯も残し、今朝は口をつけなかった。いつもの朝、リンゴを切る音よりも、リンゴの香りだけで別の部屋にいても飛び込んで来たのにそれもない。陽射しが暖かいのでベッドだと縁があって足が伸ばしにくいと云うので、大きな座布団を窓際に置いた。いつもと様子が違うことを感じたのか、Algoは少し温和しく、Salaの膝の上、卵大に腫れた痛い足を舐めたり、脇に座り静かにしている。

Salaと比べてはいけないが、俺のパソコンも止んでいる。CD、DVDが感知しない。脇のボタンを押してもダメ、ボタンの横の小さな穴へクリップを差し込めば開く、音楽CDを載せて押し入れるが全く感知しない。再びピンホールへ差し込みDVDと交換するが、これもダメ。機械的なダメージではなくソフトの問題かと、外付けのDVDをUSBでつなげると画面がでたが ・ ・ ・ さて 

俺の手でパーツの交換か入院させるか

保証期間はとおに過ぎている

思案のしどころとなった

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