物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

初歩的な知識がない

2015-09-07 11:54:45 | 日記
土曜日だったか、日曜日だったかの朝日新聞に水を熱したときに出てくる泡は空気かという小学校の理科の実験が出ていた。

実験をする前に泡は空気かその他のものかという予想をさせてから実験をするという話であった。ビーカーにいれた水を熱するのだが、そこから出てくる泡をさかさまにした試験官に集めて、それとはじめから、おなじような装置の試験管に空気を入れたものと比較させて空気ではないということをわからすという。

水を熱して水が沸騰しだすとこれは水が気体の水蒸気になって、逆さまにおかれた試験菅の上部にたまるが、これは同じような配置の試験に空気を入れたおいたものとはちがっている。これからそこにたまった気体は水の気体、水蒸気であることを教えるというものである。

ところで、ちょっと細かなことで疑問が起こったが、そのことについては説明はなかった。

超伝導

2015-09-07 11:29:31 | 物理学
超伝導の理論を知らない。有名なBC理論を一度も学んだことがない。高橋康さんの『物性研究者のための場の量子論』(培風館)の下巻か何かでBSCだったかどうかはわからないが、超伝導の勉強をしたが、あまりイメージがわかなくて良く分からなかったおぼえがある。

昨日、以前に古本で買っていた恒藤さんの『超伝導の探求』(岩波書店)のはじめの数章を読んだ。BCS理理論の章のところくらいまで読んだら、夜の1時くらいになったので、そこで止めて寝た。

これはWorld Scientific社のNambuさんの論文選集を最近買ってその解説を読んだことから超伝導のことが知りたくなったからである。

よくわからないが、どうもBCS理論は超伝導の仕組の物理的に一番必要なところに焦点を当てた理論であるらしい。それを一般化したような理論がすでにあるらしい。

BCS理論は物理らしい物理の最たるものであるらしい。もっとも私の関心はそれがゲージ不変性をもたないことをどう回復させているのかがちょっと関心があるということであるのだが。

私は超伝導の専門書をほとんどもっていないので、いくつか図書館で探してみたい。