先週の土曜日に一次連立方程式に重ね合わせの原理が使えると知ったことを書いた。
ある程度の年令の物理の人ならが知っている、高橋秀俊編の『回路』(裳華房)を自宅に帰って開けてみたが、どうもこれには載っていなかった。だが、電気工学学会編の『電気回路』という本を開いてみたら、説明がされてあった。これには「重ね合わせの理」とあり、電気回路論にはいろいろの定理があり、これは定理ではないが、一般に知られた事実であるようだ。
重ね合わせの原理が成り立つのは線形系だから、一次連立方程式にしか役立たない。それでかどうかは知らないが、中学校で1次連立方程式を解く解法としてこんな方法を教えられたりはしない。
線形代数のテキストでも多分教えられたりはしないであろう。それにこの重ね合わせの原理を用いて1次連立方程式を解いても特に簡単になるということはないのではないかと思う。
ただ、原理的にそういう解法が可能だということだけは意味があるのではなかろうか。もっと積極的な意味があればそれに越したことは。ないのだが。
でも、この解法についてどこかで解説をしておきたいという気がしている。
ある程度の年令の物理の人ならが知っている、高橋秀俊編の『回路』(裳華房)を自宅に帰って開けてみたが、どうもこれには載っていなかった。だが、電気工学学会編の『電気回路』という本を開いてみたら、説明がされてあった。これには「重ね合わせの理」とあり、電気回路論にはいろいろの定理があり、これは定理ではないが、一般に知られた事実であるようだ。
重ね合わせの原理が成り立つのは線形系だから、一次連立方程式にしか役立たない。それでかどうかは知らないが、中学校で1次連立方程式を解く解法としてこんな方法を教えられたりはしない。
線形代数のテキストでも多分教えられたりはしないであろう。それにこの重ね合わせの原理を用いて1次連立方程式を解いても特に簡単になるということはないのではないかと思う。
ただ、原理的にそういう解法が可能だということだけは意味があるのではなかろうか。もっと積極的な意味があればそれに越したことは。ないのだが。
でも、この解法についてどこかで解説をしておきたいという気がしている。