が日本評論社から発行されはじめた。
ようやく、第1巻『物理の見方・考え方』を手に入れた。第6巻まで発行される予定である。企画・制作は亀書房である。
江沢洋先生は有名な物理の研究者であるし、また教育に熱心なことでもよく知られている。その書かれた文章もわかりやすい。私 も先生の書かれた本やエッセイを読むのが好きな一人である。まあいわば、ファンの一人である。
だから、この江沢洋選集が広く読まれることを祈っている。今回の第1巻にしてもちゃんと書かれたときの情報だけではなく、その後こともup-to-dateに書き加えられている。
この第1巻に寄稿した田崎晴明さんのエッセイを読んだが、江沢洋先生が自分の時間は惜しまずに使うのにもかかわらず、若い人は自分の時間を大切にせよということを守られているということを知った。感動的でもある。