物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

「数学・物理通信」12巻5号を発行した

2022-09-12 15:45:24 | 本と雑誌
「数学・物理通信」12巻5号を発行した。8月の終わりころから編集していた12巻5号を今日発行した。

いつもなら、続いて12巻6号を発行するのだが、今年はできないので、たぶん10月に入っての発行となるだろう。

これは10月1日が締め切りの論文に投稿をしたいからである。今日からはその論文にとりかかるつもりである。

もっともこれについては少し8月中に文献をすこし読んである。だがまだ十分ではない。



auberge, devoirs, impermeable

2022-09-12 10:06:22 | 本と雑誌
auberge, devoirs, impermeableはいずれもフランス語である。順にオベルジュ、ドゥヴォワール、アンペㇽメアーブルと発音する。カナで発音を書くとちょっと変な感じなのはお許しいただきたい。またアクサンが落ちているのもお許しをいただきたい。

devoirsは別だが、auberge,  impermeableはフランスやスイスのフランス語圏で覚えたフランス語である。

aubergeはちょっと古い日本語での「はたご」とか「旅館」というイメージなのだろう。スイスのジュネーヴ郊外でその日の宿を探していて、あるホテルで空いている部屋はないかと尋ねたときに、うちは空いた部屋はないが、連携したホテルにauberge~何とかがあると教えてくれたのである。これはフランスに入ったところにあった。

このやりとりは、もちろん私のカタコトのフランス語である。そして、このaubergeを探し当てて、そこで一晩を過ごしたのだが、そのaubergeの前の広場で夕方にペタンクをやっていたのが、印象的であった。

つぎは、 impermeableはそれから半年ほど経ってから、2月末だったかパリのオペラ座の近くの、あるブティックの前で妻が店頭にあったコートを見つけて、あれを買いたいと言い出した。

しかたなくお店に入って、あのコートを見せてくれと、これもたどたどしいフランス語で言ったら、あれはコートではない。C'est un impermeableだと言われた。聞いたことがある語だったが、わからなくて、へどもどしているとrain coatと言い直してくれた。だから impermeableという語はいまでも覚えている。

結局そのコートを購入したのだが、日本に帰ったら、妻はまったくそのコ-トに関心がなくなって、妹にすぐそのコートをやってしまった。その後、妹がそのコートを着ているところを見たことがないから、タンスの肥しになったことだろうか。

devoirsという言葉はごく最近のことである。ラジオのフランス語講座のテクストにクイズが出ている。この中に挿絵があり、それを見てクイズの答を探り当てて書くのだが、宿題というフランス語を思い出せなかった。妻にスマホで宿題のフランス語を検索してもらったら、devoirsという語であった。

この語も知らなかった言葉ではなく、すでに知っていた語ではあったが、すぐには思い出せない語の一つだった。だが、もう忘れないであろう。

ちなみに、そのクイズの答えはfaire ses devoirs(彼の宿題をする)であった。