最近chatgptを身近な人たちが使うことを試みている。それで私も昨日chatgptに聞いてみたい質問を思いついたが、マウスが故障でうまく使えないのでchatgptで質問ができなかった。
昨夜だったか妻にスマホでchatgptに質問してもらったが、回答はもちろん私の満足できる答えには遠かった。
どういう質問をしたかというと「三角関数表はどのように役立つのでしょうか」という質問であった。実は最近cos xだとかsin xだとかの数値をどう求めるかに関心がある。それから付随して三角関数表の数値がどのように求められたかに関心がある。
そういう三角関数表の数値を詳しく求めた歴史みたいなものは数学史の本を詳しく探せば、出てなくもないのだが、それがどういう必要性から求められたかは私の持っている本にはあまり書かれていない。
詳しい数値がほしい人がいるということはそれを使って役立てていた仕事があったということだと思うのだが。
そういう問題意識にはこんなことをいま言っている私自身が思ったことがなかった。そういう目で見るとほとんどの三角関数の本は残念ながら不合格である。
まだ見ていないが、旧知の山本義隆さんの本『小数と対数の発見』(日本評論社)に何か書いてないか探してみようか。