「子どもはおとなしいのがいいか」などと書くと、今子どもを育てているお母さんの検索からのアクセスが多いかもしれない。
ここでは子育てに役立つことを言うつもりはないと明言しておく。
数年前に医療生協の支部活動の一部として夏休みに無料塾を行った。松山地方で最初に無料塾を行ったのは多分私たちであろうか。
そのとき、介護施設「あったか拓南」の会議室にやって来たのは小学校3年生と5年生の姉弟であった。
姉の方は5年生であったので、少し抑制が効いてはいたが、3年生の弟の方はいうことを聞かない。
常にいうことを聞く必要はないのだが、数十分を集中するという我慢ができない。お母さんが来ているときはお母さんの言うことだけは聞くが、無料塾とはいっても母親の意向で子ども自身は来ているので、先生である私たちのいうことを聞かない。
母親の要望でつぎの年も無料塾は開いたが、私たちの熱意がなくなってしまった。
これは別にこの子どもに特異なことでもなさそうである。3年目に書初めのための塾を妻が正月明けに開いたときには、3年坊主が5年生になっており、以前と比べればだいぶん大人になっていた。
現在、お隣の子どもさんたちは小学校の1年、3年、5年である。5年ともなれば、やはり大人びてくるが、1年、3年ではまだまだ子どもであり、わがままがときどきでる。
それでもお母さんのいうことはきちんとまもるから 、お母さんは子どもにとってやはり特別な存在なのであろう。
一言つけ加えれば、別にお隣のお子さんが性質が悪いということではない、むしろ普通の子どもと比べれば、格段におとなしく、聞き分けのいい子どもさんたちである。
子どもは実にさまざまです。言うことをきかない子は恐らくADHDの子でしょう。注意欠陥は10歳を超すとよくなりますのでそれまでは辛抱ですね。
「子どもは大人をテストする」ともいいますので教師には忍の一字が必要だと、私は思うのですが。
近頃は常軌を逸した「鬼子」もときにはいますのでその見分けは必要かも。動物を虐待する子は要注意です。
お盆が近づいてきましたが、ご機嫌いかがですか。お体ご自愛ください。
無料塾は私は今やっていないのです。もっとも「そが」小学校で私の知り合いが8月末の無料塾をやります。
それと土曜日の午後に北持田町の教育会館で無料塾をやっております。私はしばらく関係をしていなかったのですが、生徒さんが増えたらしいのでまた協力をするつもりです。
私の妻は子どもが小さいときは人間ではなくて精神状態がサルに近いといっております。
それが年をとってくるとやはり人間になってくるから不思議といえば不思議です。