昨日は「数学に強くなる法」2を書いたが、そのときに他のことで書きたいことがあったが、基本的に一日1つのブログへの書き込みということで、控えた。今日それを思い出そうとしても思い出せない。人間の記憶とはそんなに長くはもてないということだろう。
英語のまったくできない生徒に英語を教えようとしている。それで、教材として60年くらい昔に私が塾ではじめて英語をならったことを思い出してまとめをつくろうとしている。題して「英語ミニマム」という。
何を書くかということであるが、
(1) 文の種類
(2)平叙文の7文型
(3)人称
(4)名詞の格変化
(5)代名詞の格変化
まで書いた。
それ以外に英語で学ぶことがあるのだろうが、何を取り上げたらいいか、いまのところわからない。もちろん、普通の生徒だったら、教えることに事欠かないはずだ。だが、・・・
he とかhimとか出てきてもそれが何を意味するか知らないという中学3年生である。もうすぐ高校の入試であるが、これではとても心もとない。もっと言って「私は」を意味する I だってこの生徒は知らないのではないか。
彼は私たちの無料塾に来てくれるようになった生徒の一人である。もう少し時間があれば、どんなに怪しげな英語の学力の持ち主でも高校に入れる自信はあるが、いわば尻に火がついたこのごろであるので、さてどうだろうか。それでもできるだけのことをしようとは考えている。
ちなみに現在では英文法の本など私は1冊ももっていないから、昔のことを思い出しながらの「英語ミニマム」の作成である。およそ60年を隔てて、なにも頼らずにこういう「英語ミニマム」を書けるように英語を教えてくださった白星堂(塾の名)の武田先生には感謝の念が強い。
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