なかなか言葉を覚えられない。いや、この年になるとつい先ほどのことを思い出せない。
だから短期記憶がだんだんいかれてしまっているのだろう。
大体私は記憶のいい方で、これは自慢になるが、1976年2月にフライブルクのゲーテ・インスティテュートでドイツ語を学んでいたとき、前日に洗濯物は普通die Waescheと複数でいつも使うと先生が言っていたのを覚えていて、それをつぎの日にもう一度授業中にクラスの全員に聞かれたのだが、Wagensonner先生が昨日そういっていたと発言したら、Sie haben guten Memory. とお褒めを頂いたことがある。
ところが最近は午前に起こったことを午後に思い起こしにくいというようなことが起こる。特に、記憶するようなことはなかなか難しくなっている。
昨夜のドイツ語のクラスで出会った言葉にUmstandがある。「面倒なこと」「面倒」とその意味を思っていいだろう。もっとも辞書のはじめには事情とか状況と訳がついている。
Machen Sie bitte keine Umstaende.とか言われれば、 日本語では「おかまいなく」とでもいうのだろう。ともかくこの語は私には定着していなかった。今回はじめて印象に残った語である。
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