昨日は土曜日だったので、ただ塾の先生に出かけた。
今日は首ねっこをつかまえたような感じで生徒さんに対応したので、途中で原因はわからないが胃がしくしくと痛んだ。
家に帰ってからもしばらく痛んだが,照明を消して暗くして、FMのラジオで音楽を聞いていたら、いつの間にか痛みは止まっていた。
夕食の話題はただ塾の生徒さんが話を聞いてくれたかという話を妻が聞いてくれたので、むりやり教科書の問題を読ませて考えさせたと言ったら、塾に来た子どもで掛け算の意味がわからなかった子がいたという話をしてくれた。
本人に責任があるという風には考えなくて、教え方の問題であると考えていると妻は言う。もしそこらあたりから数学のわからなさが起因しいているとすれば、かなり重症である。
大抵の子どもは本当によくわかっているかどうかはわからないが、なんとかかけ算の意味を了解して使いこなせるようになるのだが、そういう子どもばかりはないということである。
世の中に少数だが、そういう子どもがいることは認識しておきたい。
妻によるとかけ算の意味がわからないのだから、割り算はもっと難しいのだと思うとのことであった。
かけ算の意味ががわからないと思っていた子どもさんも自分がわからないことで塾の先生に迷惑をかけたと思っていたようだという。
「本当はわからない子どもがわるいのではなく、そういう感覚を持つ子供はすぐれた感覚の持ち主なのかもしれないね」という結論に達した。
しかし、それに対する対策はなかなか思い当たらない。
普通には(一当たり量)の(いくつ分)ということでかけ算の意味を教えるのだが、そういう教え方が通用しない子どもがいるということを示しているのだろう。
(ある量)の(何倍)ということで教える先生もおられるだろう。
かけ算の意味はどうだったかを深く考えなくてはならないだろう。
私などは3+3+3=3*3などと教えられたが、そういう教え方ではない教え方が現在ではされていると思う。
しかし、わからない子どもにはいろいろな教え方で教えて見て一つでもなっとくできる方法があれば、いいのだが。