昨日だったか引きこもりについて言及したが、妻と話したら引きこもりとか準ひこもりと思われる現象は私が想定していた2例よりも多くて少なくとも5,6例を知っていることを知った。
いや、妻と話しているうちに実は身内にも引きこもり候補のいることを思い知らされた。 もちろん私の子どもだとか孫だとかというほど近くはないのだが、直系の家族の一人である。
いずれも私の知っている例は男性である。 妻に言わせると母親がいけないのではないかという判断をしている。 子どもを甘やかすとかその他の育て方の問題もあるのではないかという。
ちょっと本人の知力の問題もありそうだが、一番いけないのは意欲がないということである。 これは親が自分の生き方を子どもに見せないといけないだと思う。
各人に各々の個別の事情があろうから、一つの画一の方法で、この引きこもりの現象を 解決して、それぞれの各人が生き生きした人生を送れるようになるほど簡単なことだとは思わない。
しかし、社会的にはそういう現象に取り組む社会とか相談する組織とかができて、一人でも多くの人が引きこもりを経験しないで楽しい生きがいのある人生を生きられることを願ってやまない。
私は男の子は母親の気質を受け継ぐ気が強いと思っている。世の中の多くの母親が今後の社会の行く末を握っているといってもいいだろう。