ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

ハンセン病元家族補償金等支給法案は、きょう午前11時ごろに、衆議院厚生労働委員会で起草され、採決へ、今国会成立は確実

2019年11月08日 04時33分07秒 | その他

[写真]衆議院厚生労働委員会が開かれるいわゆる「教室型」配置の衆議院委員室、衆議院分館第13委員室(なお、きょうの厚生労働委員会は第16委員室を使用)、おととし2017年5月17日、宮崎信行が院の承諾を得て、撮影。

 きょう8日の、午前11時前後以降に、「ハンセン病元患者家族に対する補償金等の支給に関する法律案」(200衆法 号)が衆議院厚生労働委員会で起草され、採決される見通しとなりました。

 さらに、「ハンセン病問題解決促進法を改正する法案」(200衆法 号)も起草され、採決されそうです。

 来週のおそらく火曜日の本会議で衆議院を通過し、参議院に送られ、来月、令和元年2019年12月9日(月)までの今国会中に成立するのは確実。

 さる7月、ハンセン病元患者家族が国を相手取った国家賠償請求で、安倍晋三首相が控訴を断念。国敗訴が確定。原告団以外の元家族も含めた、金銭補償の根拠法が超党派でつくられることになりました。

 私・宮崎信行としては、7月9日を最後に、衆参各院の本会議・委員会の審議を一つのページにまとめた「マガジン方式」のブログ執筆をやめました。今次国会では、その影響かどうかは知りませんが、「10月のこの日に衆参両院の予算委員会集中審議がありそうだな」という日程感が8月上旬には分かっていたはずの日程で、質問通告や国会待機をめぐって混乱が生じました。台風が仮に来たら超大型の雨量の多い台風になるだろう、ということも分かっている季節でしたが。

 この問題を継続して追ってきた、司法関係のジャーナリストのSNSをのぞいたら、きょうは講演とのこと。11時頃に立法府で大きな動きがあることはご存じないようす。私も、記者として知っていることを書けないのは、かえってストレスになりますので、6時間半前のタイミングとなりましたが、書きました。

 ちなみに、マガジン形式の「きょうの国会」も、「政府提出法案の経過」と「委員会店開き状況」について数時間準備するだけで、いつでも再開できる現況にあるのですが、もう少し様子を見ます。NTTの解析では前年同月比半減、グーグルの解析では、同8割減のアクセス状況になっています。

(C)2019年、宮崎信行。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする