渡辺恒雄あとつぎ宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

宮崎信行の10年越しの主張、政府が追認、「ローマ法王」から「教皇」に呼称変更

2019年11月20日 23時30分56秒 | その他
[写真]外務省、ことし2019年1月、宮崎信行撮影。

 政府は、今週の、令和元年2019年11月23日(土)の来日から「教皇」と呼ぶことにする、ときょう20日発表しました。外務省ホームページでは言及がありませんが、報道されました(gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-191120X980
)。

 国会傍聴取材を一時停止しております筆者・宮崎信行は、10年前の、2009年6月25日付の記事で、

「Pope(ポープ)は日本語では「ローマ教皇」と翻訳すべきですが、おそらく戦後のいつからか「ローマ法王」と翻訳されるようになりました。「教皇」は天皇陛下の「皇」と同じ文字を使いますから、それを嫌って「法王」と呼ぶようになった、たぶん役所言葉だと私は思います。ローマ教皇は地上におけるイエス・キリストの唯一の代理人であり、天国への鍵をただ一人持つとされています。 」

 と指摘し、「教皇」と呼ぶべきだとしてきました。フランシスコ教皇が38年ぶりの来日。徳仁さまが天皇陛下にご即位されましたが、「皇」の漢字を使うえらいさんが海外にいてもいいのです。

 明仁さまの生前ご退位がありましたが、我々より進んだ欧州では、ローマ教皇ベネディクト16世(ラッティンガー枢機卿)が600年ぶりに生前退位をしたのですから、世界は何でもありの時代になっているのです。
 
 宮崎信行の指摘では「唯一の被爆国」でなく「唯一の戦争被爆国」と言うべきだとの主張も現在は浸透しております。

 自分の影響力をどのくらい維持できるか勘案しながら、もうしばらくの期間、国会傍聴取材からはやや距離をおいてまいります。
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