渡辺恒雄の後継者、宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

立憲民主党が水曜日にも内閣不信任案を提出し衆議院解散を迫るかまえ 首相、土曜日の天皇陛下訪英前に判断

2024年06月16日 21時06分57秒 | 第213回通常国会 令和6年2024年1月召集
[写真]おととし2022年6月26日、参議院議員会館内で、筆者撮影。

 立憲民主党の泉健太代表らは、今週水曜日(2024年6月19日)夕方にも内閣不信任決議案を提出し、岸田文雄首相に対して衆議院解散を迫るかまえを見せました。

 同党は比例東北、南関東ブロックなどのおよそ20ほどの選挙区を除いて公認・推薦候補を内定しています。

 また半数を超える選挙区で、「自公、立憲、維新、参政」の3つ巴以上の構図となる初めての選挙戦となる見通しで、維新が自民と同じ行動に向かいやすい理由を模索することになります。

 今週土曜日(22日)から来週土曜日(29日)まで天皇、皇后両陛下が英国を訪問します。政府は既に先週金曜日の定例閣議で「国事行為の臨時代行に関する法律」(昭和39年)にもとづき、皇嗣・秋篠宮殿下が代行することを決定しています。が、過去に憲法7条の国事行為を代行した例はありません。

 そのため、首相は、6月23日(日)の当初会期末より2、3日早い決断を迫られることになります。

 泉代表ら執行委員は、不信任案を採決しないで解散につながった2005年8月8日の岡田克也民主党代表(現・立憲幹事長)当時の戦術を参考に検討しています。

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