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宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。

3発目の原爆被弾だと口の悪い人なら言いかねない、コロナ禍の日本の突出した感染拡大、軽井沢経団連で岸田無策、パンデミックからエピデミックへ

2022年07月26日 17時34分06秒 | 国際
[写真]先月某日、きょうより感染者数が10分の1以下だった日に、東京・新宿歌舞伎町「トー横」広場に出会いを求めたキッズに「ネットカフェ」を宣伝するサンドイッチマン=一部加工しました、宮崎信行撮影。

 第二次世界大戦も最後までやっていた日本人(Japanese)ですが、どうやらコロナでも逃げ遅れ、口の悪い人なら、もはや3発目の原爆を被弾したかのようだと言いかねない状況です。

 当初は武漢肺炎とも呼ばれた「COVID-19」(新型コロナウイルス感染症)は2020年1月から世界的に感染が拡大するパンデミックとなりましたが、米国ジョンズホプキンス大学が設けたセンターの統計では、日本が初めて世界で最も新規感染者数が多くなりました。

 先週、2020年7月17日から始まった週で見ると、世界の新規感染者数は1日およそ100万人となっています。このうち日本はおよそ10万とか15万人以上となっています。アメリカが10万人ほど、イギリスが2万人ほど、インドも2万人ほど、台湾が2・2万人ほど、ドイツが9万人ほど、フランスが6万人ほど、スペインが1・5万人ほど、フィリピンが0・3万人ほどとなっています。

 1人あたりでも、日本が最悪の水準になっていると考えられます。

 第7波について、岸田文雄首相は22日の長野・軽井沢での経団連会合で「私たちの国は、これまで6回の感染の波を乗り越えてきました。全体として対応力は強化されています。政府としては、現時点で、新たな行動制限を考えてはおりません」としており、取り返しのつかない現状判断ミスにつながったことも予見されます。

 山が高ければ谷が深いことはあり得ません。第7波は20代前半の若者が自宅療養で3晩寝ても少しずつしか熱が下がらなかったり、法的根拠のない濃厚接触者の待機日数のカウントミスで夏季大会に出場できず家庭崩壊の兆しが出たりするなど深刻な出来事が起きています。先月、筆者は日本大学医学部卒業の医師から「千代田区などの地域で心不全が流行している」との情報を得ましたが、きょう宮内庁は上皇陛下(平成の陛下)が心不全で投薬治療を受けていることを初めて発表。

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Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。

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