[写真]笠浩史・衆議院議院運営委員会野党側理事、きょねん2022年11月、宮崎信行撮影。
日本銀行の新総裁をめぐり、衆議院議院運営委員会で所信表明と質疑のインターネット生中継をするよう、立憲民主党の笠浩史・筆頭理事がきょう26日の理事会で要求したことが分かりました。
衆参両院は、古谷公正取引委員会委員長と田中会計検査院検査官の「続投」を求めた政府が提出した国会同意人事案に関して、きょう所信表明とそれに対する質疑をしました。参議院側はネット中継したのに、衆議院は非公開だったことから、立憲は「今後の同意人事だが、ネット中継してもいいのではないか」と促しました。山口俊一委員長(自民党)と盛山正仁・与党筆頭理事(同)も前向きな方向で協議事項にすることにしました。
公正取引委と検査官は通称は「認証官」とされ天皇の前にモーニングで出る必要がありますが、日銀総裁は違います。とはいえ、国内外に与える影響力はけた違い。
また野党としては、政府が提出した総裁候補に、本会議で反対してもその人物が総裁に就任することは99%で確実です。よって議院運営委での質疑でアピールするしか算段はありません。
各党はこの後、政調部会などを開き、党としての賛否を決定。本会議にのぞみます。国会同意人事案は衆参の先議はないほか、衆議院の優越規定が存在せず、衆参両院とも過半数の賛成が必要です。
参議院では、西岡武夫議運委員長(民主党、のちに議長、故人)の時代からネット配信を開始。自民党側の抵抗で「録画おっかけ配信」となったこともありましたが、西岡さんの腕力で押し通しました。衆議院ではきょうも非公開で行われました。
以上です。
日本銀行の新総裁をめぐり、衆議院議院運営委員会で所信表明と質疑のインターネット生中継をするよう、立憲民主党の笠浩史・筆頭理事がきょう26日の理事会で要求したことが分かりました。
衆参両院は、古谷公正取引委員会委員長と田中会計検査院検査官の「続投」を求めた政府が提出した国会同意人事案に関して、きょう所信表明とそれに対する質疑をしました。参議院側はネット中継したのに、衆議院は非公開だったことから、立憲は「今後の同意人事だが、ネット中継してもいいのではないか」と促しました。山口俊一委員長(自民党)と盛山正仁・与党筆頭理事(同)も前向きな方向で協議事項にすることにしました。
公正取引委と検査官は通称は「認証官」とされ天皇の前にモーニングで出る必要がありますが、日銀総裁は違います。とはいえ、国内外に与える影響力はけた違い。
また野党としては、政府が提出した総裁候補に、本会議で反対してもその人物が総裁に就任することは99%で確実です。よって議院運営委での質疑でアピールするしか算段はありません。
各党はこの後、政調部会などを開き、党としての賛否を決定。本会議にのぞみます。国会同意人事案は衆参の先議はないほか、衆議院の優越規定が存在せず、衆参両院とも過半数の賛成が必要です。
参議院では、西岡武夫議運委員長(民主党、のちに議長、故人)の時代からネット配信を開始。自民党側の抵抗で「録画おっかけ配信」となったこともありましたが、西岡さんの腕力で押し通しました。衆議院ではきょうも非公開で行われました。
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