
写真を見てください。9月30日付の琉球新報と沖縄タイムスです。最終面のテレビ面を移し、1面と最終面をぶち抜いた見開きで「11万6000人結集 検定撤回要求 復帰後最大 文科省を批判」(琉球新報)、「11万人結集抗議 “集団自決” 軍強制削除 検定撤回求め決議 復帰後最大規模 島ぐるみ“史実守る”」(沖縄タイムス)――
太平洋戦争末期の沖縄戦で帝国陸軍の命令で集団自決を迫られた民間人がいるという高校日本史の教科書の記述が、来年度使用のものから教科書検定で変更されたことへ抗議する「教科書検定意見撤回を求める県民大会」(9月29日・宜野湾海浜公園)を報じた新聞です。
イデオロギーは別として、「沖縄の人が怒っている」という現状を「ナイチャー」(琉球ことばで沖縄以外の本土46都道府県の日本人を意味する)も知るべきだと思います。私もそう思い、両紙を郵送で取り寄せました。
10月4日(木)午後の衆院本会議の代表質問には、社民党副党首の照屋寛徳さん(沖縄2区)、衆院会派「国民新党・そうぞう・無所属の会」の下地幹郎さん(沖縄1区)の沖縄選出2議員が福田首相に迫ります。登場は午後3時半以降だと思います。(NHK中継あり)。
くどいですが、思想、信条は別として、沖縄県民が怒っているという現状を知るべきです。
追記(2007-10-5 23:00)
当日の国会傍聴記は下をクリックしてごらんください。
■国会傍聴記 2007年10月4日衆議院本会議 福田総理大臣の所信表明に対する各党代表質問 太田昭宏(公明党)、志位和夫(共産党)、照屋寛徳(社民党)、下地幹郎(国民新党・そうぞう・無所属の会)■
このエントリー記事の本文は以上です。
宮崎信行。
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