flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

戸隠

2006-07-10 01:30:25 | かみのやしろ

(2002年7月13日の日記から)
 私は、ひととき身を隠すため戸隠へ向かった。
午後から雨という予想だったが、麓は未だ晴れており、崩れないうちに早速向かうこととした。
山岳地帯に多数の民家が点在し、このような地形に来るといつも思うが、平衡感覚が麻痺してしまう。
 「中社」に到着。
ここもそうだが、道中殆ど人を見かけないのに、現地は人だらけ。不思議である。
この地は、蕎麦屋と竹細工の店を多く見かける。
 中社から奥社へ向かう。
道中、宿坊が多く立ち並んでいた。
神職が主に営んでいるようだが、近年脱サラ組のペンションが増えだしたということだそうである。
 戸隠信仰は、「天の岩戸」が飛来し、現在の戸隠山の姿になったところから始まるという。
奥社の祭神は、天手力雄命(アメノタヂカラヲノミコト)、中社祭神は、天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)である。
 雨がぱらついてきた。当初の予定は前日出発し、朝から余裕をもって散策する筈だったのであるが、今の私にその様な暇があるわけもなく、結局参道に差し掛かる頃には本降りとなってしまった。
予定も大幅に変わり、参拝以外何もできなくなってしまった。それでも多少なりとも自然と神秘に触れたので、満足している。
 (写真は順に、鏡池、戸隠中社三本杉、戸隠山(1904m)、随神門、戸隠奥社参道杉並木、戸隠大神額)
    
(関連記事:蔵前手力雄神社 那加手力雄神社

コメント
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