flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

襖の隙間

2006-07-18 06:00:20 | まちの違和感
三日前まで三日間、仏間の襖(ふすま)が朝起きると少し開いていた。
覗くには少し広い、出入りするのは少し狭い幅であった。
誰も開けた者もなく、謎ではあったが、仏間に入ったときに感じたのはムッとする暑さ。
“暫く閉めきっていたから、ご先祖さまも暑かったのだろう”と、そう思って昼間は襖を開け風を通すことにした。
それから今日までのところ三日間、朝起きると襖はちゃんと閉まっている…。
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三ツ山古墳発掘調査

2006-07-18 00:30:10 | いにしえびとの睡

(2000年7月16日の考歴雑記から)
 愛知県豊橋市牟呂町坂津の前方後円墳、三ッ山古墳平成12年度発掘調査現地説明会へ向かった。
 今回は公園整備前提として、範囲確認とともに調査が行われ、前方部・後円部からそれぞれ竪穴式石室が確認され、追葬が行われたことがわかった。出土品は、土師器・須恵器のほか、太刀・鉄鏃・円筒埴輪・人物埴輪片等も出土し、また、鎌倉時代に埋葬されたと思われる蔵骨器(古瀬戸)と組合式五輪塔も出土した。
 今回の現説の特色は、子供にも理解できるような配慮があったこと。子供向け資料や、遺物を触れてみるコーナー、参考文献の閲覧、「ハニワのスケッチをしよう」など、これからの人に取り付き易い環境になってきた点などの変化がみられた。
   
上段: 墳丘くびれ部周溝検出状況
下段: 竪穴式石室検出状況

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