(愛媛県東予市 1991年7月17日)
(訪問順:東予市役所・東予市郷土館・東予市図書館・東予市中央公民館・鶴岡八幡社・長福寺・多賀公民館)
今治市の東隣りに位置する東予市。私は初めてこの地を歩いてみるが、我が親類に関係する地でもあるようだ。市としてはまだ、まちの文化財に関する冊子が無いということで、編集段階にあるとのことであった。
完成して間もない、市郷土館を訪れ、副館長さんからご説明頂いた。ここには、瀬戸内海に生息し天然記念物に指定されているカブトガニが飼育されており、異彩を放っていた。
次に、河野通有が最後に居館を構えた場所であり、戦死者を弔うため通有が建立した長福寺を訪ねた。境内には墓碑というより供養のために立てられたと思われる宝篋印塔があり参拝したが、遺骸のある墓所はどこにあるのだろうか。また、同寺現住職からもお話しを頂いた。
(東予市は2004年11月1日、合併により西条市となりました)
(7/15.16今治 7/18伯方島 東禅寺薬師まつり 7/19北条新城山 北条鹿島 7/20.21.22)
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(1991年7月15日~22日)
朝六時出発、午後十二時三十分、父の故郷愛媛県今治(いまばり)に到着。
予讃線高架化工事が完成し、今治新駅舎が完成していたが、駅前整備はまだ途中であった。
市教育委員会で今治史談会の会費納入をし、来島海峡大橋建設に伴う馬島地区遺跡の調査報告書を作成中との話しを聞いた。
今治城では企画展示が催されていた。河野勝一氏寄付による山里櫓再建及び展示品を観覧した。
市一番の河川、蒼社(そうじゃ)川へ向かい、取水により水が殆ど流れていない川の中州を歩いてみた。
左岸側(黄金町六丁目地内)川床から弥生土器8片を採集した。
遺跡とされる、上流1kmの地点から流れて来たものと思われる。
この川も、長い歴史の中で氾濫、改修により流路を変えてきたことがよくわかる。
次の日は、市内町谷へ墓参りに向かった。
(7/17東予市 7/18伯方島 東禅寺薬師まつり 7/19北条新城山 北条鹿島 7/20.21.22)