flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

松本

2006-07-22 00:00:33 | 城郭・城下町

(長野県松本市 2001年7月22日)
 五時十五分起床。修行時代の振鈴時間を思い出す。
昨年7月は立山黒部へ向かったが、今回いつも通り過ぎるだけであった岳都松本へ降り立った。
 場所的に多少涼しいのかと思っていたが、私の体温より高い36℃。
歩いてみて先ず感じたことは、人口の割に全てが小ぢんまりしている・・・そんな印象であった。
 国宝松本城到着。やはり思っていたより狭い感じがした。期間限定で、小天守が開放されていた。私は建造物にも興味があるので、隅々まで見てまわったが、平日にも関わらず満員。狭い階段を安全に昇り降りさせるために、待ち時間が多かった。
 ・・・急な階段、足元に注意の説明・・・私にとっては頭上注意が優先であった。
 
(乾小天守)
(六階梁 守護神「二十六夜様」)
 この地に城が築かれたのは、永正の頃(1504)小笠原氏の家臣である島立右近貞永が深志城(砦)を築いたのが始まりという。
その後、武田氏、木曽氏、徳川氏の支配となり、石川氏が城主となった際、城郭(現存天守等)、城下町の整備を行い、地名を松本と改めたという。
そして武蔵川越より堀田氏、三河吉田より水野氏、戸田松平氏がそれぞれ居城し、廃藩となった。

(関連記事:岳都松本 美ヶ原 梓橋 上高地 安曇野平成十九年 開智学校 松本市旧司祭館 里山辺 岳都松本平成二十五年 松本城平成二十五年

コメント (6)
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