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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海道ブランド製品とは? ~「ほっかいどう学」レポート№8

2009-12-25 17:03:17 | 講演・講義・フォーラム等
 写真もない地味レポはつまらないでしょうが、お付き合いください。 

 北海道の主要産品である農水畜産物を材料として、高い付加価値を付けた食品、化粧品、医薬品原料などを開発し、製品化する試みが始まっているそうです。それが北海道ブランドとして早く実を結んでほしいものと思います。
 
 道民カレッジ「ほっかいどう学」大学放送講座の第8回(最終回)講座は「北海道ブランド健康食品~動き出したさっぽろバイオクラスター構想~」と題して北海道情報大学の西平順教授の講義でした。
 今回の講座は第6回の講座(そのレポートはこちら)と通ずるところがありますが、北海道の一次産業である農水畜産物の付加価値を高めて、北海道経済を発展させるというところに主眼が置かれています。
 その付加価値を高めるためには産学官が緻密な連携でブランド化を志向しなければならないことのようです。
 
 それでは私の最終回のレポートに目を通していただければと思います。
 なお、実際のテレビ放送で内容をご覧になりたい方はこちらをクリックください。(


「北海道ブランド健康食品~動き出したさっぽろバイオクラスター構想」感想レポート

 北海道の主要産業が一次産業にあることは論を待たない事実です。そして北海道の発展のためには、それら一次産品にどれだけ付加価値をつけることができるか、ということも共通のコンセンサスを得ていると云えると思います。
 今回の講座は、北海道が産出する一次産品から健康機能を有する有用物質を見出し、付加価値を付けた製品を産み出すために産学官が共同してコトにあたるシステムについて論じたものと受け取りました。
 一つの製品を産み出すためには、「基礎研究→素材研究→機能評価(試験)→商品化→審査→製造」という素人には考えも及ばないようなプロセスを経なければならないこと知らされました。
 現代人の健康志向が高まる中、食品がもつ機能性への注目度がますます高まっています。それはこれまでの単なる加工の変化による付加価値などではなく、高機能化された食品、化粧品、医薬品原料などを開発するというより高い付加価値を伴ったものです。
 そのためには北海道内の知の結集が不可欠です。それが今動き出した「さっぽろバイオクラスター構想“Bio-S”」ということです。
 解説いただいた一つ一つのプロセスは素人には理解できないほど高度であり、広範な知の結集が必要だということは理解できました。
 北海道の産業育成のため、そして北海道の経済の発展のため、ぜひとも関係者には努力いただき、「さっぽろバイオクラスター構想“Bio-S”」が機能することを願いたいと思います。

※ これで今年の道民カレッジの大学放送講座は終了です。私は全8回のレポートを提出して、無事8単位を取得したのでした。(別に単位を収集するのが目的ではありませんが…)