田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

亀渕友香 & The Voices of Japan

2009-12-24 16:21:11 | ステージ & エンターテイメント
  ゴスペルを聴きながらのクリスマスも一興と、ゴスペル界の母とも称される亀渕友香率いるThe Voices of Japanのコンサートを堪能してきました。
            

 23日、札幌芸術文化の館ホール(旧厚生年金会館)で、「Gospel X’mas 2009」と題した「亀渕友香 & The Voices of Japan」のコンサートがありました。
 23日とはグッドタイミングです。クリスマスイブ前夜、「亀渕友香 & The Voices of Japan」が繰り出すゴスペルの世界に酔いました。

 ゴスペルそのものはよく分からないものの、あの群唱(と言うのでしょうか?群れるようにして歌う様)に何ともいえない迫力と心地良さを感じて、これまでも札幌のグループのゴスペルを何度か聴いてきました。
 それが今回は全国的に活躍する「亀渕友香 & The Voices of Japan」の公演ですからいやがおうにも期待が高まりました。

 ステージは期待通りでした。
 日本のゴスペルシンガーの第一人者といわれる亀渕友香さんの歌唱力はいささかも衰えてはいませんでした。
 1944年生まれといいますから当年65才です。あの巨体(失礼!)のために膝を痛めて歩くのが辛そうですが、豊かな声量と歌の巧さは抜群です。聴く者を豊かな世界へ誘ってくれました。

 そしてThe Voices of Japanのメンバーです。
 総勢は70名を超えるそうですが、そのうち52名が来札し、聴く者を圧倒する迫力のステージを繰り広げてくれました。
 これまでの札幌公演は中心メンバーの12名だったとのこと。今回初めてフルメンバーに近い公演が実現したとのことでした。

 数多くの歌が披露された中で、作詞家阿久悠さんの遺作となった「神様がくれた愛のみち」が歌われました。
   この広い空の下の  小さい人間として
        よく遊ぶよろこびと・・・  よく話すたのしみと・・・ 
 阿久悠さんらしい詩に、亀渕友香さんの歌唱力がマッチした素晴らしい瞬間でした。

 ステージの最後は、ステージタイトルのようにクリスマスソング満載の楽しいステージとなり、ステージと客席が一つになり、おおいに盛り上がった「亀渕友香 & The Voices of Japan」のコンサートでした。