国内的にも後れをとると言われる北海道経済が、グローバル化が進む中で成長して行く鍵は何なのか。一つの提言を伺うことができました。はたして?
道民カレッジ「ほっかいどう学」大学放送講座の第6回目は「グローバル化の波に乗れ!~北海道経済の可能性と課題」と題して、北海学園大学の菅原秀幸氏の講義でした。
経済学はまったく門外漢の私ですが、話題が私たちの生活に直結しているとあって、私の聞きかじり情報と合わせながら興味深く伺いました。
百家争鳴、さまざまな方々が評論や提言を繰り返す北海道経済ですが、今回の講義を受けた印象は正直に申し上げて、少し楽観しすぎるのでは、というのが私の印象でした。
はたしてそのあたりが伝わるレポートとなっているでしようか?
それでは第6回目のレポートをご覧ください。
なお、該当の放送内容をご覧になりたい方はこちらをクリックください。(⇒)
「グローバル化の波に乗れ!~北海道経済の可能性と課題」感想レポート
経済学には全く門外漢の私ですが興味深く視聴することができました。そして講師の菅原教授が北海道経済の未来をポジティブに捉えられていることは視聴していて気分が悪くはありませんでした。
しかし、視聴を終えて講義を振り返ったとき「本当に菅原教授が主張されるとおり北海道経済の未来は明るいのだろうか」という疑問が残ってしまいました。
例えば、経済成長の方程式の三つの要因のうち二つまでが北海道においては期待できないのに、それでいて北海道の成長が見えてくるのだろうかということです。
さらに氏が提示したSWOT分析において、北海道の強みは<農業、水産業、観光業>であるとしました。このこともあくまで日本国内と限った場合のことではないでしょうか。時代がグローバル経済に移行してきた今、はたして世界を相手にして太刀打ちできる北海道の現状なのだろうかという不安が残ります。
とは言いつつも、北海道の経済的発展はその強みを除いては何もないということかもしれません。課題は菅原氏が唱えるようにその強みである<農業、水産業、観光業>にいかに「付加価値」を高めて提案できるかということなのでしょう。
氏は最後に《論ずる北海道から、実践する北海道》の時だと述べました。
私は大学人もまた論ずるだけではなく、実体経済を体験(試行)しつつ論考を深めていくような姿勢が必要ではないかと思いました。
道民カレッジ「ほっかいどう学」大学放送講座の第6回目は「グローバル化の波に乗れ!~北海道経済の可能性と課題」と題して、北海学園大学の菅原秀幸氏の講義でした。
経済学はまったく門外漢の私ですが、話題が私たちの生活に直結しているとあって、私の聞きかじり情報と合わせながら興味深く伺いました。
百家争鳴、さまざまな方々が評論や提言を繰り返す北海道経済ですが、今回の講義を受けた印象は正直に申し上げて、少し楽観しすぎるのでは、というのが私の印象でした。
はたしてそのあたりが伝わるレポートとなっているでしようか?
それでは第6回目のレポートをご覧ください。
なお、該当の放送内容をご覧になりたい方はこちらをクリックください。(⇒)
「グローバル化の波に乗れ!~北海道経済の可能性と課題」感想レポート
経済学には全く門外漢の私ですが興味深く視聴することができました。そして講師の菅原教授が北海道経済の未来をポジティブに捉えられていることは視聴していて気分が悪くはありませんでした。
しかし、視聴を終えて講義を振り返ったとき「本当に菅原教授が主張されるとおり北海道経済の未来は明るいのだろうか」という疑問が残ってしまいました。
例えば、経済成長の方程式の三つの要因のうち二つまでが北海道においては期待できないのに、それでいて北海道の成長が見えてくるのだろうかということです。
さらに氏が提示したSWOT分析において、北海道の強みは<農業、水産業、観光業>であるとしました。このこともあくまで日本国内と限った場合のことではないでしょうか。時代がグローバル経済に移行してきた今、はたして世界を相手にして太刀打ちできる北海道の現状なのだろうかという不安が残ります。
とは言いつつも、北海道の経済的発展はその強みを除いては何もないということかもしれません。課題は菅原氏が唱えるようにその強みである<農業、水産業、観光業>にいかに「付加価値」を高めて提案できるかということなのでしょう。
氏は最後に《論ずる北海道から、実践する北海道》の時だと述べました。
私は大学人もまた論ずるだけではなく、実体経済を体験(試行)しつつ論考を深めていくような姿勢が必要ではないかと思いました。