田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 特別編 南極食堂の南極ラーメン

2012-02-10 19:39:05 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 本日(10日)の道新夕刊に「南極料理人の味 人気」という見出しでさっぽろ雪まつりのエピソードが載っていた。そういえば、私もそこのラーメンを食していたので、そこの南極ラーメンをレポートすることにします。


          
 
 さっぽろ雪まつりを見物していて大通2丁目会場まで来たとき、「南極食堂」という看板が目に入った。そして、そこのメニューに「南極ラーメン」(500円)というのがあった。
 雪まつりをはじめとして大通で行われるイベントに出店しているフード関係にはほとんど手を出さない私たちです。
 しかし、今回はちょっと興味を抱いたので妻を説得し、食することにした。

 「南極食堂」とは、映画「南極料理人」の原作者・西村淳氏がプロデュースする店ということだった。
 いくつかのメニューがあったが、もちろん注文したのは「南極ラーメン」です。
 「南極ラーメン」のメニューの下には次のような惹句が記されていた。
 「はじめは塩味ラーメンなのに、トッピングの味噌玉を溶かすと味噌ラーメンに。オーロラのように味が変化します」とあった。

          

 さて、はたしてオーロラのように味が変化するのか???
 なるほど見たところは透き通ったスープが塩ラーメンのようである。味?ちょっと薄味で塩ラーメン風である。そして味噌玉を溶かすと…。オーッ!味噌味に変化した!!
 寒空の下、アウトドアで温かいスープを飲むと体の芯から温まる気持ちがする。

 さて、トータルの評価は?
 う~ん。スープにコクがないかなぁ…。麺もストレート麺だったがこれといった特徴は感じられなかった。
 味噌玉以外のトッピングもちょっと寂しい感じだ。(もっとも500円なのだから多くを期待する方が間違っているか?)
 私は映画「南極料理人」も見ているが、あのように日本から遠く離れた酷寒の地で食するとしたら、きっと誰もが「美味しい!」と賛辞を発してくれるとは思うのだが・・・。
 ふだんレベルの高い札幌ラーメンを食している私としては、ちょっとだけスープに物足りなさのようなものを感じてしまったのだが…。
 それでも話のタネとして一度食してみることをお勧めします。